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社協ボランティアセンター専門性強化事業・モデル事業検討経過


平成17年度 社協ボランティアセンター専門性強化事業・モデル事業検討経過
(1)概要
 平成17年度は、ボランティアセンター職員が、モデル事業を受けるにあたっての思いを職員間で共有するため、所内プロジェクト会議を開き、勉強会や研修会を開催しました。  課題別検討会では、市・地区ボランティアセンターの相談内容を『活動記録』としてまとめました。また、「福祉教育」をテーマに「福祉教育活動冊子作成」委員会を組織し、委員とともに論議を行い、『福祉ってなに?』の作成をし、福祉やボランティアについての考え方を共有しました。

(2)検討の内容
@取り上げたテーマT 職員の専門性強化の取り組み
 1職員研修の実施
U 課題別検討会
 2相談を中心としたプログラムの開発
 3市ボランティアセンターと地区ボランティアセンターのあり方
 4福祉教育冊子作成
A取組み体制1について
市社協ボランティアセンター所内プロジェクト会議(7回)
ボランティアセンター運営委員会(1回)
職員研修会の実施(1回)

2・3について
地区ボランティアセンター事務連絡会(6回)
相談員・コーディネーター研修会(6回)

4について
福祉教育冊子作成委員会(15回)
B実施報告1について
所内プロジェクト会議において事業課題の抽出を行うとともに、 事業の取り組み方法や活動支援のあり方など協議。
自ら意識改革も含め、職員研修会の実施。

2・3について
市・地区ボランティアセンターの1年間の相談内容をまとめ、『活 動記録』の冊子にまとめ、現状を把握するために取り組みを行い ました。

3について
「福祉教育活動冊子作成」委員会を組織し、「福祉教育」をテー マに委員とともに論議を行い、『福祉ってなに?』の作成をし、 福祉やボランティアについての考え方を共有しました。
C課題点等職員の専門性強化の取り組みを、平成18年度には、より具体的に進めていく必要性があると感じた。


(3)職員の専門性強化の具体的な取り組み内容
日にち議論の内容
第1回
平成17年11月10日(木)
@各職員がモデル事業を受けるにあたり感じていることの確認
第2回
平成17年11月22日(火)
@各職員のモデル事業で感じていることのまとめ
Aボランティアセンター取り組み事業の内容まとめ
第3回
平成17年12月09日(金)
@神奈川県社協の「社協ボランティアセンターのあり方」に ついての学習
第4回
平成17年12月20日(火)
@モデル事業を通じた、社協ボランティアセンター専門強化 に向けた取り組み計画の確認
第5回
平成18年01月17日(火)
@モデル事業を通じた、社協ボランティアセンター専門強化 に向けた取り組み計画の確認(再確認)
第6回
平成18年02月07日(火)
@ボランティアセンターの相談状況の確認
第7回
平成18年02月21日(火)
@ボランティア相談からプログラム開発つなげるための意見 交換
専門性強化検討委員会
平成18年02月24日(金)
ボランティアセンター運営委員会打合せ会(社協ボランティアセンター専門性強化検討委員会) @モデル事業の取り組みあたっての打ち合わせ会
職員研修会
平成18年03月08日(水)
講演:「社協ボランティアセンターの専門性とはなにか」 (社協ボランティアセンターに求められているもの、今後積 極的に取り組んでいく課題等)
講師:世田谷ボランティア協会
理事 興梠 寛(こうろき ひろし)氏

平成18年度 社協ボランティアセンター専門性強化事業・モデル事業検討経過
(1)概要
 平成18年度は、職員個々のスキルアップの向上をはかりつつ、ボランティアセンターとしてのミッションの作成を目指しました。そのため、SWOTなど組織の課題や現状把握について検討を行いました。  また、各職員によるスキルアッププランシートの作成やSWOT分析表、ミッションを見出すなど、ボランティアセンター職員全員で会議に望みました。
 その結果、各職員の意識と、ボランティアセンター全体の課題の差異が浮かび上がり、各職員の主体的な参加のもとで、ボランティアセンターのミッションを共有することができました。
 課題別検討会では、平成17年度に引き続き、福祉教育をテーマに「福祉教育活動冊子作成」委員会で作成した『福祉ってなに?』の冊子を具体的に伝えるためのプログラムづくりや、市・地区ボランティアセンターの相談記録を引き続き冊子にまとめました。
 災害時のボランティアセンターの対応を検討し、「災害時ボランティアセンター検討委員会」を組織し、「災害時ボランティアセンター設置ガイドライン」を作成しました。

(2)検討の内容
@取り上げたテーマT 職員の専門性強化の取り組み
 1、ボランティアセンター組織分析報告
U 課題別検討会
 2、福祉教育の啓発プロジェクト報告
 3、市・地区ボランティアセンターの相談記録報告
 4、災害時の対応プロジェクト報告
A取組み体制1について
ボランティアセンター所内会議(計8回)
ボランティアセンター運営委員会(計1回)

2について
「福祉教育活動冊子」作成委員会(委員各自が取り組み)

3について
地区ボランティアセンター事務連絡会(4回)
相談員・コーディネーター研修会(8回)

4について
災害時ボランティアセンター(SVC)災害対応会議(計14回)
B実施報告1について
関東学院大学現代社会学科 山口稔教授のもと、ボランティア センター職員が計8回の会議を経て社会福祉協議会のボランテ ィアセンターの組織分析を行いました。

2について
平成18年3月に完成した、冊子「福祉ってなに?」を配布す ると同時に、冊子の意味をさまざまな人へ伝えていくこととし、 特に伝え方についての内容を検討し、各委員がそれぞれに出前講 習を行い理解と普及を図りました。

3について
平成17年度に引き続き、平成18年度に受けた相談を記録して いるものを、分析・集約しまとめ報告書としてまとめ、ボランテ ィア相談から見えてくる地域課題を確認しました。

4について
平成17年度・18年度の2ヵ年を通じて、災害ボランティア センターの設置・受入れマニュアルを、市・市社協・地区社協・ 市民団体が協働で検討を行い、2つの冊子を作成しました。
・災害時ボランティアセンター設置ガイドライン
・災害時ボランティアセンター運営マニュアル
C課題点等職員の専門性強化で行った取り組みを、ボランティアセンターだけではなく、いかに社協全体へ伝え、取り組んでいくかがこれからの課題となります。


(3)平成18年度の職員の専門性強化の具体的な取り組み内容
日にち議論の内容
第1回
平成18年05月31日(水)
@平成17年度のモデル事業の課題集約
A平成18年度のモデル事業の概要整理
第2回
平成18年07月25日(火)
@社協ボランティアセンターがおかれている現状分析
A各職員のスキルアップ計画の流れ
第3回
平成18年09月15日(金)
@各職員個別のスーパーバイズ
A個別スキルアップ計画によるスーパーバイズ
第4回
平成18年10月20日(金)
@スキルアップシートによる職員の課題整理
A個別スキルの選定
第5回
平成18年11月24日(金)
@SWOT分析表の説明
A外部環境・内部環境の課題出しと整理
第6回
平成18年12月15日(金)
@SWOT分析による戦略のアイデア出し
第7回
平成19年02月06日(火)
@SWOT分析の開設と総括
A社協ボランティアセンターのミッションのアイデア出し
第8回
平成19年03月09日(金)
@各職員によるミッションの提案
A社協ボランティアセンターのミッションの作成
専門性強化検討委員会
平成18年04月27日(木)
ボランティアセンター運営委員会(社協ボランティアセンター専門性強化検討委員会) @モデル事業の進捗状況の確認
専門性強化検討委員会
平成19年03月15日(木)
ボランティアセンター運営委員会(社協ボランティアセンター専門性強化検討委員会) @モデル事業の進捗状況の確認
平成19年度 社協ボランティアセンター専門性強化事業・モデル事業検討経過
(1)概要
 平成19年度は、平成18年度の組織分析を踏まえつつボランティアセンターの事業分析を行い、平成20年度からの事業体系図を作成しました。これら取り組みをボランティアセンター職員全員で前年度同様望みました。  その結果、職員個々のスキルアップの向上をはかりつつ、ボランティアセンターの事業ごとに優先順位をつけ、平成20年度以降の実施計画を作成することができました。  課題別検討会では、高校生・大学生を中心に福祉のプログラムの企画・運営等を通じ主体的な学びにつなげるための取り組みの実践や、市・地区ボランティアセンターの相談記録を引き続き冊子にまとめ、見えてきた課題等から研修会のプログラムを作成し、実施しました。  災害時のボランティアセンターの対応についても、市と市社協の協定案をまとめ、要援護者への取り組みのきっかけとなる仕掛けづくりなどを行い、平成20年度へつながる取り組みを行いました。

(2)検討の内容
@取り上げたテーマT 職員の専門性強化の取り組み
 1、ボランティアセンター事業分析
U 課題別検討会
 2、福祉教育の啓発プロジェクト報告
 3、市・地区ボランティアセンターの相談記録報告
 4、災害時の対応プロジェクト報告
V 総括
 5、ボランティアセンター運営計画作成
平成17年度から平成19年度の「職員の専門性強化」「課題 別検討会」の内容を集約し作成
A取組み体制1について
市社協ボランティアセンター所内プロジェクト会議(9回)
ボランティアセンター運営委員会(1回)

2について
「ふれあいキャンプ実行委員会」(9回)

3について
地区ボランティアセンター事務連絡会(4回)
相談員・コーディネーター研修会(8回)

4について
災害時ボランティアセンター(SVC)災害対応会議(計4回)

5について
市社協ボランティアセンター所内プロジェクト会議にて作成
B実施報告1について
平成18年度に引き続き、関東学院大学現代社会学科 山口稔教 授のもと、ボランティアセンター職員が計9回の会議を経て社会 福祉協議会のボランティアセンターの事業分析を行いました。

2について
平成17年度に「福祉教育活動冊子作成」委員会で作成した『福 祉ってなに?』に記載されているプログラム実践の一環として、 今年で30年目を迎える障害児の余暇支援事業であります「ふれ あいキャンプ」の実践を、高校生・大学生を中心に「ふれあいキ ャンプ実行委員会」を組織し、企画・運営等を通じ主体的な学び につなげるための取り組みの実践をしました。

3について
平成17年度・18年度に引き続き、平成19年度に受けた相談 を、分析・集約し報告書としてまとめ、ボランティア相談から見 えてくる地域課題を確認しました。
あわせて、地区ボランティアセンターの相談員へ、初心者編およ びスキルアップ編の研修プログラムを組み立てました。
このプログラムをそれぞれ全3回のコースで実施しました。

4について
平成17年度・18年度の2ヵ年を通じて、災害ボランティア センターの設置・受入れマニュアルを策定してきましたが、19 年度は、具体的に実行力のあるものとするために、横須賀市と市 社協とで協定案を作成しました。なお、協定は、平成20年度に かわす予定です。
また、平成20年度以降、災害時の要援護者支援への取り組みに つなげていくために、要援護者にかかわる意見交換ができる場を つくりました。

5について
1の取り組みの一環として取り組みました。モデル事業の最終年 度の成果として「ボランティアセンター運営計画」の作成を行い、 平成20年度以降に活動をつなげます。
C課題点等平成19年度でモデル事業が終了しますが、それを継続して取り組みができるような、仕組みをつくっていくことがあげられます。


(3)平成19年度の職員の専門性強化の具体的な取り組み内容
日にち議論の内容
第1回
平成19年06月05日(火)
@17・18年度の取り組みの確認
A18年度のスキルアッププランの講評
B19年度の方向性についての確認
第2回
平成19年07月03日(火)
@ボランティアセンターの事業分析からの体系図の作成
Aボランティアセンター事業の体系図の整理
第3回
平成19年07月27日(金)
@「協働性」と「職員のスキル」での事業分析について(グラフ 等を用いた分析)
第4回
平成19年08月28日(火)
@事業の廃止についての考え方の検討
第5回
平成19年11月28日(水)
@よこすかボランティアセンターの事業分析についてのまとめ
第6回
平成19年12月14日(金)
@会議運営についての基本的なこころ構えなど
A会議運営シートの検討
Bボランティアセンター運営委員会の進め方の確認
第7回
平成20年01月25日(金)
@ボランティアセンター運営委員会(1/25(金)実施)から会議 運営を学ぶ
※ビデオを撮影を行い、会議運営について振り返る
第8回
平成20年02月28日(木)
@ボランティアセンター運営計画の検討
第9回
平成20年03月25日(火)
@ボランティアセンター運営計画の検討 A3年間のモデル事業の振り返り
専門性強化検討委員会
平成20年01月25日(金)
ボランティアセンター運営委員会(社協ボランティアセンター専門性強化検討委員会)
@モデル事業の進捗状況の確認
A平成20年度ボランティアセンター取り組み事業に対する意 見交換

(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303Fax:046-824-8110
E-mail:shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp

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