横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンターロゴ


よこすかボランティアセンター運営計画(第4章 実施計画)


1、組織を通じたミッション(使命)
 ボランティアセンターでは、この組織分析をもとに、重点事項をまとめ事業実施にあたって大切にすべきことを「ミッション(使命)」としてあらわしました。
 そして、ミッションを以下の@からFとして位置づけ、ボランティアセンターが取り組む事業がすべてこのミッションにつながるように考えました。

@ミッションの意味は存在理由ボランティアセンターにしかできないことを表す。
A簡潔な文章とする最低限入れなければならないことを盛り込む。
B対象者を明確にする誰に対してのミッションなのか。主語は誰か。
C独自性をもつボランティアセンターにしかできないことを表す。
D職員全員で考える自分たちで作り上げるそのプロセスがとても大切
E時代にあわせてつくる新しい動向にあわせミッションを変えていく
F評価基準になるできることであり目指すものを盛り込む


 第2章の「よこすかボランティアセンターの現状」と第3章の「組織分析」の結果をあわせ、よこすかボランティアセンターのミッションをあらわしました。

よこすかボランティアセンターのミッション
〜「根づき」と「育ち」を支えます〜

ボランティアセンターに働く私たちは、ひとりひとりの「地域に根づいた活動」と 「市民の育ち」を支えることを通してともに生きる横須賀のまちを実現します。

(解説)
よこすかボランティアセンターの職員は、横須賀にかかわるあらゆる人が、地域の生活課 題(ニーズ)に気づき、解決のための動き、伝え、社会にはない新しい仕組み創り、横須 賀にかかわるあらゆる人が信頼関係で通じあえるよう、「地域に根づいた活動=市民の主体 的な活動」と、「市民の育ち=生活課題を自ら解決しようとすること(エンパワメント)」 ができるように支え、ともに生きる横須賀のまちが実現できるよう取り組みます。

2、ボランティアセンターの事業体系図
 ボランティアセンターはミッションを「根づきと育ちを支えます」とし、活動計画と平成20年度以降行う事業の関係性をふまえ図8の体系図の作成に取り組みました。

よこすかボランティアセンター事業体系図

図8よこすかボランティアセンター事業体系図


 ボランティアセンターの体系図は、ミッションとの関係で事業を体系化し、以下のとおり位置づけました。

ボランティアセンターの体系図作成のポイント
 ボランティアセンターの体系図は、市民に分かりやすく見せていくために、ミッションとの関係で、事業を4つの要素に分けて体系化しました。

<事業の4つの分類>
 A よこすかボランティアセンターの基盤・基礎となる事業

 (特徴)@基本的に永続する事業で、かつ他の市町村社協のボランティアセンターにもある事業
 B ミッションにもとづいた重点事業および、ミッションを達成するための直接的な事業

 (特徴)ボランティアセンターのミッションによって事業が変わるもの
 C Bを促進するための事業

 (特徴)広報や助成金など手法の部分では変わらない事業
 D Aを促進するための事業

 (特徴)労務管理・予算管理・庶務など手法の部分では変わらない事業


事業とは・・・
 ボランティアセンターの「事業」を以下の2点と位置づけました。
 @横須賀市社協が、事業計画に位置づけた活動
 A@(事業計画に位置づけた活動)に関連する活動


3、実施事業
 体系図AからDごとに、それぞれの事業名と、実施の期間(平成20年度から平成24年度の5ヵ年)で取り組むための「ねらい(達成したいことなど)」を記載しました。

(1)A よこすかボランティアセンターの基盤・基礎となる事業
 ミッションを達成するための直接的な事業および、ミッションを達成するための直接的な事業を促進する事業であり、基盤・基礎となる事業です。
 この目標達成のためには、運営委員会の機能を高めることと、ボランティアセンター職員の専門性を高めて行くことが必要になることが職場内で確認されました。

事業名目的・ねらい(改善・達成したいことなど)根づきと育ちの イメージ
ボランティアセンター運営委員会を中心とした様々な組織との結びつきを深めます
1ボランティアセンター運営委員会
(講座を企画するなど企画に関わる委員会)
(目的)
さまざまな立場の人から組織し、ボランティアセンターの運営や実施事業についての協議や実践を通じた協働の場とすること。
(ねらい)
協議の場としての運営委員会だけではなく、ボランティアセンターに関わる事業として、運営委員会の中に、たとえば、1つのプロジェクトとして「講座等に関する企画実践委員会」を組織し、職員とともに企画、運営、実践を行いながら、社会のニーズや地域課題の声を話合い、共有し、解決のための実践を通じて、気づき、学び、育ちの場としていく。
育ちのイラスト

より大きな動きへ
ボランティアセンター相談を中心にニーズを把握します
2ボランティア相談業務(目的)
ボランティア活動に関する相談受け付け、登録、連絡調整を専門的に行うことにより、ボランティアセンター業務を円滑に進めることを目的とする。
(ねらい)
さまざまな声に応えられるよう、専門性の向上、及びボランティアグループ、個人ボランティア、当事者グループとの関係性・連携をあらためて見直し、各々の支援に力を入れる。
育ちのイラスト

より大きな動きへ
社協ボランティアセンター職員の専門性を高めます/社協ボランティアセンター職員の意識の統一を図ります
3専門性強化のための研修(目的)
平成17年〜19年度に実施した神奈川県社協からの「社協ボランティアセンター専門性強化モデル事業」を、モデルではなくよこすかボランティアセンターへ根づかせていくことを目的とする。
(ねらい)
職員のスキルアップのための以下の内容を、年間を通じて随時行い、身につけたスキルをもとに事業改善や、職員自身が実践を通じて地域活動をより充実させていくことへつなげる。
育ちのイラスト

ますます育ちます


(2)B ミッションにもとづいた重点事業
 ここでの事業は、ボランティアセンターのミッションであります、「根づきと育ちを支える」ことを目的としたボランティアセンターの新規事業・重点事業として位置づけています。

事業名目的・ねらい(改善・達成したいことなど)根づきと育ちの イメージ
企業や勤労者とのつながりを深めます
4企業関係者向けの調査会(仮称)(目的)
市内の企業を中心に、横須賀特有の地域資源を含めたさまざまな業種、機関・団体、それぞれの得意とすることや、できることをお互いに知り、地域福祉を進めていくために協働できることを模索していくこととする。
(ねらい)
・企業の社会的な役割とは何かを確認すること。
・横須賀の企業の特徴を知ること。
・企業の社会的な活動と、横須賀の地域課題とを結びつける方法を明らかにすること。
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これから育ちます
団塊世代の人とのつながりを深めます
5ボランティア夏体験カレンダーづくり (仮称)(目的)
ボランティア育成の一環として、小学生から一般を対象に身近なボランティアを通して、さまざまなボランティアを知り、ボランティアとは何か、気づき、やさしさへとつながるボランティアへの第一歩とする。
(ねらい)
夏休みという期間を利用し、低年齢からボランティアにふれられる環境をつくり、同時に年齢を超えた異世代の交流も図る。
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これから育ちます
地域と学校とのつながりを深め、教員・保護者・生徒・地域の人との関係づくりを深めます
6障害児余暇支援連絡会(仮称)(目的)
障害のある子ども達が学童保育のように放課後や夏休み等に参加するプログラムが少なく、余暇支援に対する期待が高まっている。
このような状況のなか、市社協では「ふれあいキャンプ」が30回目を迎え、養護学校、福祉施設、当事者グループ、ボランティアグループ、大学のボランティアサークル等においても、それぞれで余暇支援プログラムが実施されている。
しかしながら、これらにおいて、横のつながりが少なく、その結果、開催日程が重なってしまいボランティアが集まらない等の声が聞かれる。そのため、各団体・グループが情報交換を行うことを目的として連絡会を開催する。
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これから育ちます
地域に根づいたプログラムに取り組みます
7場づくりサロン(仮称)(目的)
障害の有無、年齢にとらわれず誰もが気軽に参加できるボランティアの場を提供する。
(ねらい)
近年の傾向として、障害、特に精神障害者の方からのボランティア活動についての相談が急激に増加し、活動の場づくりが必要になってきた。誰もが気軽に参加できるサロン形式の場をつくり、今後は社会状況、ニーズにあわせて団塊の世代、地域と関わりがもてる場なども開拓していく。
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これから育ちます


(3)B ミッションを達成するための直接的な事業
 この項目は、既存事業を見直し、平成20年度から内容を改善し新たな取り組みに結びつけていることが特徴です。


事業名目的・ねらい(改善・達成したいことなど)根づきと育ちの イメージ
きっかけと育ちを支える
8高校生福祉体験学習(はまゆうキャンプ)(目的)
福祉教育の一環として、高校生を対象に夏休みの3日間市内の福祉施設において福祉体験学習を行い、ふれあいをとおして福祉を理解することを目的に実施している。
(ねらい)
現在、総合的な学習の時間や「学校外における学修の単位認定」等で福祉・ボランティア活動を取り上げる学校が増えている一方、福祉施設についても、利用者への充実したサービス提供や実習、総合学習の学生の受け入れを行いながらも、本事業への積極的な協力が得られている。より有意義に事業を実施していくために、学校や福祉施設等関係者と協議・検討する場をつくり、福祉教育を担う事業としての役割を考えたい。
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より大きな動きへ
9福祉教育における体験学習についての情報交換会(目的)
福祉教育関係者が集まり、情報交換を行う場がないことから、場づくりを行う中で現状やニーズ、今後の方向性等を把握し、関係者が福祉教育実践の上で「大切にすること」を明らかにするとともに、社協の各事業を実施する上での基盤となるようにつなげたい。
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これから育ちます
10小・中・高等学校ボランティアスクール(目的)
市内の各学校からの依頼により、福祉やボランティア活動への理解と関心を深め、「支えあい」の意識を高めることを目的とする。
(ねらい)
今後は児童・生徒だけでなく、教員や保護者などさまざまな世代が学ぶことのできる仕組みを考えたい。
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より大きな動きへ
11ボランティア体験学習  −保育って素晴らしい!(仮称)(目的)
「ボランティア体験」を通して、やさしさを育むとともに、ボランティア活動がどういうものかを学び、自発的にボランティア活動を実践できる人材の育成を目的とする。
(ねらい)
ボランティア体験に対する各施設の要望として学生に対する指導の声が強くなってきている中で、学生のニーズ、施設の要望、ボランティアセンターの事業目的を考慮し、平成20年度は対象を中高生にしぼり、さらに講座色を強め、事前の学習、振り返りの事後学習に力を入れ、人材の育成を図る。
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これから育ちます
市民の育ちを支える
12地区ボランティアセンターの育成・事務連絡会(目的)
市社協ボランティアセンター及び地区社協ボランティアセンターに関する事項についての情報交換を中心に行う。
(ねらい)
当事業は、情報交換が中心となる。ここで出た課題や問題点がこの場だけで終わらせずに、他の事業へつなげながら、解決の方策を立てていく必要がある。また、「地区ボランティアセンター相談員・コーディネーター研修会」の事業や、他課で行っている事業とも、関連させながら実施していく。
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より大きな動きへ
13地区ボランティアセンター相談員・コーディネーター研修(目的)
地域に根ざした活動拠点となる地区ボランティアセンター相談員のスキルアップを目的とする研修会を行う。また各職員が地区を担当して問題や課題に一緒に取り組む。
(ねらい)
多様化する相談に対応するため、相談員の研修会や講演会、また各地区ボランティアセンター間の情報交換会を行う。地区を担当することにより、その地区でのニーズの把握と抱えている問題に取り組む。
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14ふれあいキャンプ(目的)
@知的な障害のある子どもたちが、保護者のもとを離れて、ボランティアと1泊2日のキャンプを行うことで自立心や社会性を養うことを目的とする。
Aこのキャンプを企画運営する「ふれあいキャンプ実行委員会」を学生たちが中心となり取り組むことで、障害に関する理解(“気づき”)と学生たちが主体的に取り組む“育ち”を促すことも目的とする。
(改善、ねらい)
平成19年度(第30回)より、事業目的等を一新したため、より一層学生ボランティアが継続して取り組めるよう支援する。
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ボランティアグループのエンパワーを引き出し、ネットワークを進める
15横須賀市ボランティア連絡協議会(目的)
@ボランティア同士の交流を図るとともに、関係機関・団体に協力し社会福祉の向上を目指す。
Aともしび運動推進組織として、その理念に基づいた運動に取り組む。
(ねらい)
事業目的の明確化、新たなニーズ(地域課題や生活課題)の掘り起こし、諸機関や諸団体との連携強化等が、ともしび運動推進組織でもあるボランティア連絡協議会に求められている。あらためて事業を点検し、新規事業の企画実施、既存事業の見直しが自主的に進められるよう支援する。
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16布おもちゃ・布えほん貸出事業 (目的)
障害の有無にかかわらず、その子どもに応じた遊び方ができる布おもちゃ・布えほんを製作し、心身に障害のある子どもをもつ家庭や地域の当事者団体、障害児福祉施設、養護学校、子育て関係団体、保育所等のほか、広く一般に貸し出すことによって、子どもの発達を促進するとともに、布おもちゃ・布えほんを通して、子どもと親、大人たちの交流を促進させることを目的とする。
(ねらい)
布おもちゃや布えほんで親子が遊べる場を提供し、この遊びを通じて、ボランティアと親子、子どもと親、子育て中の親同士が交流し情報交換できる親子サロンを設ける。
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17ハンディキャブよこすか送迎活動支援事業(目的)
公共交通機関の利用が困難な高齢者や障害者等に対し、車いすごと乗降できる自動車「ハンディキャブ」の運行をはじめ、ボランティアが自家用車を活用して送迎を行うことにより、高齢者や障害者等の外出を支援し、社会参加や生きがいづくりを促進することを目的とする。
(ねらい)
担い手である運転ボランティアだけではなく、たとえば、運転ボランティアと利用者との交流会など、利用者の声を聞く機会をもうけるなどして進めていく。
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18おもちゃの病院(目的)
壊れたおもちゃを修理することで、子どもたちの「物を大切にする心」を育むことを目的とする。
(ねらい)
毎月1回の通常開院に加えて、福祉施設や町内会・自治会、イベント等への出張開院も行う。
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19横須賀災害ボランティアネットワーク(目的)
@よこすかボランティアセンターが事務局となり、市民の主体的な活動を活かすことの意味を考えること。
A防災および災害時の取り組みをきっかけに、様々な個人・団体・機関との関係をつくり、より良いまちづくりにつなげていくこと。

(ねらい) 横須賀市、横須賀市社協、市民団体(横須賀災害ボランティアネットワーク)と協力し横須賀市災害時ボランティアセンターの設置、運営を行える体制づくりを行う過程での打合せやシミュレーション訓練の場づくりを通じて市民・市・社協との関係づくりを行う。
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20よこすか福祉の輪市民会議(目的) 横須賀市および横須賀市社協が事務局となり、公募および推薦された市民100名が2年間の期間を通じて、地域の課題に対して、自らの活動で解決へつなげていくこと。
市および市社協は、市民会議の活動を通じて市民の自主的な活動の意味を考えていくこと。
(ねらい)
横須賀市、横須賀市社協、市民が、一同に会した検討や実践の場づくりを通じて、それぞれの役割を活かして、課題解決へつなげる。
市民会議の活動を通じて、その取り組みを市民会議のメンバーが持ち帰り、地元の地域へ活動を活かしていくこと。
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21団体部会(目的)
会員相互の連絡を図り、共通の問題を研究する。
(ねらい)
部会長及び副部会長と事務局で相談し、その時々のニーズに合わせて会議や研修会を開催してきたが、参加者(出席者)が少ないため、役員会を設置し、部会員の希望に沿った部会研修、部会員相互の情報交換会を実施する。また、他部会との連携も視野に入れた事業推進を図る。
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地域への課題と新しい取り組み
22災害ボランティア事業 (災害ボランティアセンターシミュレーション訓練)(目的)
平成20年度の単発事業。平成20年9月1日に神奈川県と横須賀市が主催となり「神奈川県・横須賀市総合防災訓練」が行われる。この中の一貫として「災害ボランティアセンターシミュレーション訓練」を行い、災害時のボランティアコーディネートについての取り組みを深めることを目的とする。
(ねらい)
市内・市外含めた、多くの団体が関わる機会となるため、協働のあり方や、他団体との関係づくりにも配慮しながら進めていき、この訓練を機会に新しい関係をつくり、平成21年度以降の事業へつなげていく。
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23災害ボランティア事業 (要援護者研究会)(目的)
災害時の要援護者への問題は、内閣府が災害時要援護者に関する検討会(H18/3)にて報告書の作成や、全国民生委員児童委員連合会が民生委員制度創設90周年記念事業として「災害時一人も見逃さない運動」などに見られるように、多くの人たちの関心が高まっている。また、2005年4月に施行された「個人情報保護法」などにより、災害時の安否確認の問題などもマスコミでも報道されることが見受けられる。
横須賀市においても、災害時の要援護者についての施策を進めている。
このため、平成20年度事業において要援護者について考えるための研究会を発足し、取り組みを行うこととする。
(ねらい)
事前の周知において、当事者はもちろんのこと、町内関係者や民生委員など、身近な地域で活動をしている人たちで関心の高い人たちへの声かけを行い、多種多様な人たちが研究会に参加できるように進めていき、平成21年の3月に報告書を作成し、平成21年度以降の事業へつなげていくこととする。
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24障害者IT支援事業  (パソコンひろば横須賀) ※ともしび運動推進事業(目的)
障害者等に対しパソコンに関する情報提供や実際に操作支援を通じて、障害者の社会参加につなげるためのきっかけとする。
(ねらい)
現在、1箇所の拠点(福祉施設内)で運営を行っているが、複数個所の拠点で運営ができるかを模索するとともに、障害者が学んだことを、実際に地域活動などへ役立てるような取り組みにつなげていくこと。
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市民との協働(きょうどう)事業
25市民・ボランティアグループ・中間支援組織などからの提案を受け入れ、協働して取り組んでいくこと(目的)
よこすかボランティアセンターの事業だけではなく、他の機関や団体などが行っている取り組みに積極的に協力することで、お互いにより良い事業につなげていくこと。
(ねらい)
特に、市立市民活動サポートセンター、生涯学習財団、国際交流協会など、中間支援組織と言われている機関や、県立保健福祉大学の学生との関係づくりを深めていくために、お互いの事業にそれぞれ協力していくこととする。
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より大きな動きへ


(4)C Bを促進するための事業
 ミッションにもとづき行う事業を、広報や助成金などの手法で支える事業で、基本的には継続事業が多いことが特徴です。

事業名目的・ねらい(改善・達成したいことなど)根づきと育ちの イメージ
調査・分析活動
26ボランティアセンターの統計・活動記録(目的)
市ボランティアセンターおよび地区ボランティアセンターに寄せられる依頼内容や活動内容などの市民の声や活動をまとめ、地域の実情やボランティア活動について、職員などの関係者だけではなく、さまざまな人たちへ伝え、地域の課題解決へつなげていくこと。
相談活動は、ボランティアセンターの基盤・基礎となる取り組みへもつながることから、最終的には内容を1年間の活動記録として1冊の冊子としてまとめ内容を明らかにしておくこと。
(ねらい)
相談の中から課題として、見えてきた内容を運営委員会や地区ボランティアセンターの方々と検討する場をつくる、時に事業化へつなげるなどして、記録にまとめるだけではなく、記録の中から見えてきた課題や疑問などの解決するための取り組みも行っていくこと。
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情報収集・提供活動
27ボランティアニュースの編集・発行(目的)
福祉、ボランティア活動に関する新しい情報を常に提供する。
(ねらい)
個人や団体が行うボランティア活動や地区ボランティアセンター、学校、企業等のボランティア活動の活性化を図る。
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より大きな動きへ
28ホームページ作成委託事業(目的)
よこすかボランティアセンターのホームページの作成をボランティアグループとともに作成する事業。
(ねらい)
障害者等などが、よこすかボランティアセンターの作成を行い、社会参加の場につながるようにつなげるなど、ホームページ作成から広がりができるように取り組むこととする。
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29社協だよりのボランティアコーナー(目的)
ボランティア活動の一支援と位置づけ、全戸配布の社協だよりを活用し、情報を広く周知する。
(ねらい)
読み手に見やすく、伝わりやすい文面にし、ボランティア情報を活用してもらう。
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30ボランティア活動等情報コーナーの掲示・管理(目的)
ボランティア情報の発信、ボランティア活動の支援として、情報を提供する。
(ねらい)
新しい情報を心がけ、見やすく、わかりやすい掲示にする。
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着実に取り組みます
拠点等整備活動
31ボランティアグループ活動経費助成(目的)
横須賀市を拠点とした福祉活動を行っているボランティアグループに対して、活動に要する経費の一部を助成する。
(ねらい)
市福祉基金で実施されているが、助成額が減少し続けているため、ボランティアグループが民間財団等より活動費が確保できるよう支援する。
育ちのイラスト

着実に取り組みます
32当事者組織化助成(目的)
当事者活動を組織化する団体等に対して、発足当初における団体運営の基盤づくりを支えるために経費の一部を助成する。
(ねらい)
新たに発足する当事者団体へ情報が届くよう努める。
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着実に取り組みます
33民間財団等助成金(目的)
民間財団等で行われている助成事業について情報提供することで、ボランティアグループを支援する。
(ねらい)
ボランティアセンター窓口やホームページによる周知のほか、必要なグループに対して必要な情報が届くよう努める。
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34ボランティア活動保険等各種保険(目的)
ボランティア活動保険について情報提供するとともに、申込みに関する事務手続きを行い、ボランティアグループを支援する。
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35被表彰者の推薦(ねらい)
地道な活動をきちんと評価し、ボランティア活動の励みとなるようにしたい。
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36福祉機器、コピー機・印刷機の保守・管理(目的)
市ボランティアセンター及び地区ボランティアセンターの福祉機器等の貸出業務を安全清潔に行い、貸出物品に動作不良が発生しないよう管理点検するとともに必要に応じて修繕する。活動機材を提供することで支援を行う。
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37活動室の管理(目的)
ボランティアセンターに登録するボランティアグループ及び当事者団体等に対して、活動場所を提供することで支援を行う。
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38寄付物品の受領・配分(目的) 寄付を通じて、市民における福祉への意識の醸成を図る。育ちのイラスト

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(5)D Aを促進するための事業
 労務管理・予算管理・庶務など手法の部分では変わらない事業で、基本的には継続的に取り組む事業です。
 図8の「ボランティアセンター事業体系図」のD欄に記載のあるとおり、ボランティアセンター組織内の事務手続きが多いことから、事業の「ねらい(達成したいことなど)」については、割愛します。


(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303Fax:046-824-8110
E-mail:shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp

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