よこすかボランティアセンター運営計画(第3章 組織分析) |
1、組織分析 | ||
第2章をふまえ、まずは、ボランティアセンターが何をすべきか役割を明確にする必要性が見えてきました。 そのために、ボランティアセンターの役割を明確にするために組織分析を行いました。 組織分析を行う手法として、「SWOT分析」を行いました。 (1)SWOT分析とは SWOT分析は、組織内部の環境と、それをとりまく外部の環境の双方を分析し、組織の目標と取り組み内容を明確にしていく手法です。ボランティアセンターでは、資料編に添付しました、表1から表7までを使い、定期的に職員が集まり分析を行いました。
(2)分析から見えてきたこと 資料編55ページに、ボランティアセンターで分析した表3を添付しましたが、主にボランティアセンターにとって大切なこととして以下のようにあげられました。
(3)「SWOT分析表」に取り組んだことの効果 これら分析に取り組んだことで@からCまでの効果をあげることができました。 @各職員が課題と感じていることの背景について、社会状況である外部環境や、社協の組織状況である内部環境を意識化できたこと。 A@で意識化したものを職員が話し合うことで職員がどのように考えているのか、お互いの思いが共有されたこと。 BAで共有したものの中から共通する内容をまとめることで、まとめたものがどういう関係にあるのかが構造化され、職員の思いが視覚的に理解できるようになったこと。 Cボランティアセンター職員全員が集まり、組織の状況や業務に関わる課題について議論をしたことで、職員全員で取り組む必要性があるいう思いがゆるぎないものになったこと。 (4)「SWOT分析表」に取り組み職員が身につけた効果 また、組織の分析だけではなく職員が集まり話し合いをすることで、職員自身へのスキルにもつながることができました。そしてスキルの内容を以下の@からDにまとめました。 @「議論の場をデザインするスキル」 ひとつの議論を組み立てていくプロセスを体験し、振り返ることを通して、議論を展開しまとめていくことを身につけることができたこと。 A「コミュニケーションのスキル」 議論の過程においてそれぞれの思いや意見を自由に語り合いながら、受け止め、引き出し、相互理解と仲間意識を深めることができたこと。 B「構造化のスキル」 議論の過程において、論理的にものごとを考え、議論のなかの諸要素を関連づけ全体像を明らかにし、論点を絞り込むことによって、何が問題であるかが明確にすること。 C「合意形成のスキル」 多様な立場と意見を尊重しつつ、議論をまとめあげること。 D「組織のマネジメント、リーダーシップのスキル」 個々の職員ではできない目標を達成するために、職員相互の業務を調整すること、そして明確なビジョンや目標を示すことによって、あるべき姿に至るプロセスを明確にすること。 | ||
2、組織分析を通じたボランティアセンターの取り組み | ||
ボランティアセンターでは、この組織分析をもとに重点的に取り組む課題を導くことができました。 それは です。 これを具体的に事業へと結びつけていく必要があります。 |
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