横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(167号) (平成25年8月号)




ボランティア「3つのあい」 であい・ふれあい・たすけあい
全館あげての最大イベント
ふれあいフェスティバル大盛況

恒例の「ふれあいフェスティバル」が、6月2日(日)総合福祉会館で開らかれた。
1993年6月4日、横須賀市は「福祉都市宣言」を行い、それをきっかけに、翌年から毎年6月の第一土曜日に開催される。 早いもので、今回で18回目になる。
今年は、近隣のイベントや、お祭りと重なったためか、来場者が例年より少ないように感じた。
しかし、ボランティアがイベントを盛り上げ、たくさんのふれあいを見ることができた。
中でも、『おもちゃドックよこすか』が開催した、おもちゃの病院に大勢の子ども達が集まった。
日頃遊んでいる大好きなおもちゃを治してもらおうと、大事にボランティアに渡し、心配そうに作業を見つめる。
無事動くようになったおもちゃを前に、大輪の笑顔が咲き、会場は終始暖かい雰囲気だった。
毎年このイベントを楽しみにしている人も大勢いた。今後も、総合福祉会館の最大のイベントとして続けていく。

仮設住宅の人々の想い ボランティアバス同行記
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丁寧に作業中ぐ5月
7月12日(金)〜14日(日)2泊3日(車中1泊)で、被災地支援ボランティアバスボランティアバス第1便に参加した。
12日20時30分、総合福祉会館から多くの人に見送られボランティア35名、スタッフ5名社協職員1名の合計41名(男性23名女性12名)が宮城県南三陸町へ出発した。
 13日早朝4時に南三陸町に到着。作業は小雨が降り肌寒い中、耕作地の小石や雑草除去を中心に、田尻畑地区を6団体91名で何度か休憩を挟んで6時間ほど作業をした。
終了後、宿泊先の民宿、高倉荘へ。
夕食後、高倉荘の主人からニュースでは伝わらない震災当時の話を聞き、絶対に忘れてはいけないことなのだと実感した。

翌日は天気も回復し、高倉荘から少し離れた平成の森団地(現在は仮設住宅)を訪れ、会長さんや住人からも話を聞いた。
多くに人に「地震がきたら高台に避難して」と言われ本当に、津波の怖さを教えられた。
不便な仮設住宅暮らしをしている皆さんの笑顔が忘れられない。
次に骨組みだけの無惨な姿になってしまった南三陸防災庁舎立ち寄り、全員で鎮魂の祈りを捧げた。

最後に、さんさん商店街で買い物。地元で買い物をしてお金を落とすのも立派なボランティア!
11時に、さんさん商店街を出発。
予定より1時間早くの21時に横須賀に帰った。
来年度以降も、被災地支援ボランティアバスを希望する声が多かった。

Vセンター H・J
夏のボランティア体験
恒例行事になった夏のボランティア体験が、7月29日〜8月2日の5日で間行われた。
スローガンは『この夏、あなたの考えていたボランティアが変わります!いつやるの?今でしょ!』を掲げ、5つの活動をした。
福祉やボランティアに関心を持ってもらい「支えあい」の意識を高めることが目的だ。

スウィーツを囲んで 初めての試みの活動2つを紹介する。
一つは、横須賀ならではの国際交流ボランティア
「にほんご広場」に協力してもらい、日本の遊びと外国の遊びを体験した。最後にお菓子を囲み、ビンゴゲームをしながら大いに盛り上がった。
もう一つは、慰問活動ボランティア。「横須賀マジッククラブ」にいろいろなマジックを教わり、その足でお年寄りに披露しに行く欲張りな活動だ。
キラキラした目で何度も練習した二人の参加者が舞台に立ち、皆さんから大きな拍手と、「すご〜い!」の歓声を受け、大成功に終わった。
拍手と歓声に包まれて
忘れない夏の思い出 参加者に新しい気持ちが芽生え、忘れられない夏になった。

シニアボラのすすめ (6) シニアボラのすすめ

シニアボラのすすめ  阪神淡路大震災の教訓から、何より大事なのは、近隣のコミュニケーションからと、仲間と共にボランティアグループを立ち上げました。
子ども達も自立し、夫婦二人だけになった時、女性は趣味やサークルを見つけ、友達を作り、いきいきとしていますが、男性はなかなか一歩が出せません。
そこで、声掛けをしました。
「何か楽器が出来ますか、歌うことが好きですか、お年寄りが好きですか、あなたの空いている時間をボランティアに活かしてみませんか」。
すると「若い頃、少し音楽をやっていました。歌が好きです。何も出来ないが、時間ならいっぱいあります」と手を挙げて下さり、今では、男女32名で福祉施設を訪問し、バンド付音学療法のボランティア活動をしています。
シニアの皆さんならではの、心のゆとりと思いやり、労わりの気持ちが活かされて、大変喜ばれています。シニアの皆さん、特技や趣味、豊富な体験と、余る時間を活かして社会参加しましょう!

今でしょ!
動けるうちに!
Dの会/I・S

登録ボランティア団体紹介♪(1)

★今号から★
団体ボランティアにスポットを当て順次紹介していきます♪

16ミリ試写室
代表の松澤澄江さんにインタビューしました。

☆どんな活動をしているの?☆
 市教委が開く「16ミリ映写機操作技術認定講習会」で習得した技術を活かし、市、県の視聴覚ライブラリーが所有する視聴覚資料と映写機材を利用して、市内各所で映写活動をするとともに、会員の自己実現を目指す幅広い活動をしている。

▼映写活動 自主上映会、福祉施設等の定期訪問映画会、関係機関やグル―プ、団体からの依頼映画会や市からの委託映画会です。昨年度は映画会合計109回、参加者5,506人、活動会員276名でした。
▼研修活動 操作技術研修会2回やフィルム試写会3回を含め8回開催。
▼広報活動 「16ミリ試写室だより」4回の発行と16ミリ試写室しおりの更新。活動展示等、会とその活動を広く広報しています。
▼その他の活動 募金活動、バザー出店(活動資金の調達)市内外の団体、グループ、視聴覚団体等多くの関係団体と交流し、情報交換を重ね人的ネットワークを構築し、大切にしています。

☆団体自慢をしてください☆
@会員の自主性を尊重する会
ボランティア活動ですから当然楽しく活動する為に各自の意思を大切にしています。
全会員で話し合う毎月の定例会で、一人二役を分担して会を皆で運営しています。
同時に年間百数十回の映画活動や研修会等にも参加しています。
常に初心に戻り、多くの方の信頼を得ています。

A前向きな楽しい活動を心掛ける会
会員の要望を本音で真剣に検討し、活動としてテーマソング「ひとりの小さな手」精神で実現させ、皆で達成感、充実感を分かち合い、併せて各自の自己実現にも繋げています。

Bいつも生き生き若々しい会員
平均年齢60代の会員の元気の素は、会場で子ども達など参加者からの笑顔や拍手。
皆さんから頂くエネルギーが会員の老化防止になっています。

☆ボランティア活動とは☆
会は前述の講習会受講者で組織する女性グループです。
当初から、16ミリ映写機操作技術のボランティア活動を通して、社会に活かすことを目的に揚げ「自主性・無償性・公益性・先駆性」の活動を心掛け、自己満足的な活動にならないよう努めています。
私たちにとって、この活動は社会と繋がり、多くの人々と出会い、多くを学ぶことができる。
主婦業ではとても体験出来ない、素晴らしい世界です。

☆☆☆ おめでとうございます! ☆☆☆
永年の功績が認められ、
栄誉ある春の緑綬褒章を受章されました。
おめでとうございます
笑顔の松澤代表
お知らせ ボランティア連絡協議会から
第5回ボランティア学習会

7月6日(土)に第5回ボランティア学習会が開催された。
東日本大震災から2年半が経過した。
震災の時に、弱者といわれる人の誘導、避難のあり方が問われている。
横須賀市においては、どの様な取り組みがなされているのか、市危機管理課の鈴木係長から、地域コミュニケーションが日常生活の中で、いかに図られているかが決め手になる、との貴重な話を聞くことが出来た。

障害者週間キャンペーンYOKOSUKA
プレイベント「あったかハート交流会」


11月10日(日)13時30〜
総合福祉会館5階ホール
★〜僕の取り柄は、目が見えなくても、盲導犬がいることです〜
「僕の取り柄と盲導犬」
※栗山龍太さん&ダイアン君(ギターを弾きながらお話をされます)

★〜知的障がい、自閉症を伴う息子とともに生きる〜
「障がいのある子を持つということ」
末吉景子さん
〜12月8日(日)ダイエーショッパーズプラザセンターステージにておいて〜
障がいを持っている方々の活動紹介コーナー
です。

出演団体を募集します。応募お待ちいたしております。
ボランティアセンタ-からのお知らせ
*申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで
重要なお知らせ
☆ボランティア登録の更新手続きについて
ボランティア登録の更新時期になりました。
次号のボランティアニュース発送に更新の書類を同封します。

☆貸出棚後期受付開始☆
貸出棚の後期申込みを受け付けます。
◆後期貸出期間・10月1日
(火)〜3月31日(月)
◆受付期間・9月2日(月)   〜6日(金)まで
※申込書は窓口で配布します。予定数を超えた場合は抽選になります。

災害時ボランティアセンター設置運営訓練のお知らせ
◆日時・9月7日(土)10時〜12時
◆場所・総合福祉会館5階ホール◆先着・200名
◆参加費・無料
◆申込・行事名、氏名又は団体名、電話番号を電話かファックスでボランティアセンターまで
◆締切り9月2日(月)
傾聴ボランティア養成講座 お急ぎください!
◆全日程5回
10月2日(水)・9日(水)・16日(水)・30(水)
※時間はいずれも10時〜12時(全講座出席できる方)
◆施設実習
 10月21日〜26日(うち1日施設実習)
◆場所・総合福祉会館
◆定員・30名(応募多数の場合抽選)
◆受講費・3,000円
◆講師・NPO法人ネット理事長 武藤圭子氏
◆申込み・往復はがきで必要項目と応募動機(80字〜100字程度)を8月26日(月)までにボランティアセンターまで
※受講通知は9月10日までに返信にてお知らせします

★傾聴活動とは、相手の話に耳を傾け、悩みや不安を理解し、相手の心の負担を軽減することなど、コミュニケーション活動を行うことです。
今回の講座は、傾聴ボランティア活動のための基本的なスキルを学びます。
第38回横須賀三浦地区 障がい児者ふれあい作品展
ふれあい作品展 施設・作業所等で制作した作品等の展示・販売
◆日時・11月5日(火)〜8
日(金)10時〜20時
◆場所・ショッパーズプラザ横須賀2階センターモール
(京急汐入駅またはJR横須賀駅下車 徒歩5分))
★イベントのお知らせ★
いちばん星チャリティフェア

◆日時・9月15日 
10時〜15日

楽しい踊りなどの見逃せないステージアトラクションや、美味しいものいっぱいの屋台村!
他にも東北応援コーナーや抽選会など楽しい一日を過ごせる事間違いなしです。
多くの皆様のご来場をお待ちしています。
※いちばん星は太田和にある障害者支援施設です。
◆問い合わせ先
いちばん星858-1307
住所・太田和4-2213


県立岩戸養護学校 岩桜祭!

◆日時・9月21日(火)10・30〜14・30
◆場所・県立岩戸養護学校
◆内容・学習活動の発表、作品展示、製品販売など
◆その他・駐車スペースに限りがありますので、公共交通機関をご利用下さい。
◆問い合わせ先・県立岩戸養護学校支援連携グループ 担当・飯村839-4502
※地域で支援して頂いている多くの方に、学校での生徒の活動を是非ご覧いただきたいと思います。

編集後記
編集後記 のシンボル画像    梅雨の谷間の晴れた日に、横須賀市の菖蒲園に出かけた。開園と同時に入場したためか人もまばらで、色とりどりの紫陽花と菖蒲の競演が目を楽しませてくれた。
ベンチに腰をかけ景色を楽しんでいるうちに、入場者も増え園内は賑やかになってきた。
なかには家族や介護者と来られたのか、車椅子の来場者も2、3人おられ、笑顔で周りの景色を楽しんでいる様子が伺われた。
この様子を見ながら、以前介護施設でボランティアをしていた人の話を思い出した。
その施設では大勢のボランティアの助けを借り、参加出来る入園者全員で花見や買い物に出かけていた。
参加者は大変喜んでいたが、最近ではプライバシーを重視する世の中になり、相部屋をなくし、個室単位のユニット管理が施設の運営管理だそうである。
相部屋にもいいところがある。
通り一遍のやり方より、せめていろいろな事情で相部屋を望む人の希望きくらいは叶えさせては・・・と思うのだがどうだろうか。 M・O 
     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
 

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