横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(151号) (平成21年8月号)

ウイキャン     ふれキャン!!GO!!
メラメラ燃える!ワクワクあそぶ!キラキラ笑顔で!ドキドキ嬉しい!
集合写真  今年で32回目の“ふれあいキャンプ”が8月8日(土)〜9日(日)に鴨居コミュニティセンターで開催された。
 この催しは主に知的な障害のある小学3年〜高校3年生が保護者のもとを離れボランティアと一緒にキャンプを楽しみながら自立心を養い、家族には心身のリフレッシュを図ってもらうことを目的としている。
 今年もイベントの企画・運営は高 校生、大学生を中心とした25名の実行委員会が担当、92名のボランティアが協力して参加者24名がレクリエーション、ウォークラリーなどの一泊二日のキャンプを楽しんだ。
 催しに参加したボランティアの人たちに感想を聞いた。
 ▽布川明実さん(実行委員長 大学3年生) 企画していく過程で苦労はあったが、学生同士の絆で楽しく進めることが出来た。障害を持つお子さんたちとの関わりは、大学に入ってからだが、このキャンプでたくさんのことを学んだ。将来は看護の道に進もうと思っているが、この機会を大切にして自分の中に生かしたいと思う。
 ▽小泉一郎さん(市職員) 仕事の関係でこの催しを知り毎年参加している。キャンプではお預かりした子供さんたちに寄り添い、遊んだり、食事をしたり。最初は子どもたちとどの様に接すればよいのか不安があったが、特に構えることなく普通に接すれば心が通じあうことが分かってきた。この経験は、日常生活にも大変役立っていくと思う。
 ▽薬師寺朴さん(県社協職員) 学生時代に同じ様な催しに参加したこともあり、いちボランティアとして参加している。子供たちと遊ぶことが楽しいばかりでなく、毎年参加している子供たちと一年ぶりに会いその成長ぶりにはすごくうれしい気持ちになる。障害のある高校生が同年代のボランティアと一心になる姿にも感激した。
  FUPPYのひとりごとフッピーのシンボルマーク
研修での1シーン ボランティアさんと一緒  6月30日〜7月2日、よこすかボランティアセンターに職業体験の中学生がきました。
 あらかじめ作成した名刺を配ったり、職員にまじって会議を行ったりと、3日間という短い間でしたが、社会人としての経験を楽しみながら積んだようです。
山百合会参加者の夏野菜の絵と言葉。セミが元気良く鳴く今日この頃まごごろ届けます山百合会参加者の夏野菜の絵と言葉。そばにいるよ、一人じゃないよ
ボランティア体験・山ゆり会参加者の作品
今年の夏もはまゆうキャンプ

  ー夢に向かって突き進めー
いらっしゃいませ。何にしますか  毎年恒例の福祉体験学習はまゆうキャンプ。
 今年で33回目を迎え、前半7月22日〜24日、後半7月29日〜31日、計14施設で110名の高校生が参加した。
 前半の施設、玉成保育園では5人が体験。既に何回か経験がある人、これが初めての人、それぞれに有意義な3日間を過ごしたようだ。参加者はいずれも将来は保育の仕事に就きたいと思っている人ばかり。
 受け入れ側の園長先生は、一人でも多くの人がその夢を実現させてほし いと願っている。
 ▽山内もも子さん(横須賀明光高3年) 中学生の時から保育園でボラ ンティアをしている。子どもたちに先生と呼ばれるのがうれしい。ご飯を食べてくれない子や、泣いている子との接し方で、園の先生たちに学ぶことが多かった。
 ▽秋月美咲さん(横須賀総合高2年) 中学、高校と何回か実習をしてきた。最初はなつかない子どもが、自分のことを信頼して近寄ってきてくれるのがうれしい。危ないことをすると先生がきつく注意するのを見て、子どもの命を預かっているのだということを実感した。
 ▽大野早也香さん(横須賀学院高1年) 初めての体験だった。何をしていいのかわからずボー としていることが多かったが、子どもたちから声をかけてくれたのがうれしかった。次からはもっと積極的にやろうと思う。
 ▽山村一恵園長 はまゆうキャンプ以外にも毎年何人かの実習生を受け入れている。こちらも助かるし、子どもたちも喜んでくれるので、これからも続けたい。保育士が不足しているので、一人でも多くの人が将来この仕事に就いてくれることを望んでいる。時々、あまりにも向いていない生徒さんが来るので、ある程度適正を見てから派遣してほしい。検便も必ず してきてほしい。
 後半の高齢者施設横須賀あじさい園では8人が福祉体験をした。
 取材日は夏祭りで高校生達はかき氷、すいか割りなどの各コーナーでお年寄りを介助したり、話し相手になるなど、福祉への理解を深めていた。
 ▽八子寛さん(三浦高校3年) 福祉の専門学校の進学を希望。職員が明るくて楽しい。
夏はやっぱり
ボランティア体験
双子ちゃん会場風景1 双子ちゃん会場風景2  「あっつ〜いボランティア活動を体験してみませんか」。この夏、ボランティアセンターが小学生から一般の人までを対象に17のボランティア体験コースを用意した。
 そのうちの一つが「ふたごちゃんとふれあってみよう!」。横須賀市が行っている双子たちをみる体験である。8月1日にはウェルシティーの2階市民ホールで18人が参加した。
 パパ、ママが別室で講演会に出席している間、参加者は走ったり、歌ったり、泣き出す赤ちゃんを抱っこしたり、大変だけど、楽しい双子とのふれあいだった。
 参加者の感想。「高校生の時から参加している。保育士なのでこういう経験が役に立つ。保護者との会話からいろいろ学ぶことができて、双子とのふれあいは楽しい。」
 双子を育てるのは、両親にとって本当に大変なこと。これからも市の職員やボランティアに支えられ、横須賀市のふたごちゃんはすくすくと元気に育つことだろう。 
お元気ですかと愛の電話

  中央地区ボランティアセンター
室内、ちょっと手狭です・・・ ボランティアセンター、立地は抜群!  横須賀市の中心部にあるのが、中央地区ボランティアセンター。活動範囲は本町、大滝町、小川町、若松町、日の出町、米が浜。火、木、土曜のセンターの開所日には民生委員やコーディネーターの人々がローテーションを支援活動を行っている。
 最近この地域にはマンションも増え生活に便利な中心部へと移り住んでくるお年寄りが増えていることもあり、活動のメインは“愛の電話”。リストアップされた一人暮らしのお年寄りに、毎月順番に電話をかけ「お変わりありませんか」と安否を確認する。家事援助の要請があれば、その都度ゴミ出し、通院介助の支援をしている。
 そのほか、図書ボランティアでは小学生や園児を対象に読み聞かせをするなど幅広い活動も続けている。中央地区社協だより『ちゅうおう』も年2回発行して地域の皆さんに福祉情報を届けている。
 現在センターの悩みはセンターが手狭なこと。「もう少し広ければ相談者も寄りやすくなるし多くのサポーターが集まるし、もっといろいろな活動が出来るのに」と民生委員の山口さんは話していた。
お知らせ   横須賀市ボランティア連絡協議会から
平成21年度
横須賀市ボランティア協議会『総会』
 5月23日(土)市立総合福祉会館で、会員・役員を含めて64名が出席し、長田会長、よこすかボランティアセンター梅田所長の挨拶の後、会則により会長が議長となり、平成20年度活動・活動報告・会計監査報告を一括提案し、出席者の拍手で採択されました。
 続いて平成21年度活動計画・予算(案)を一括提案し、承認されました。 次に議案として会則の一部改定を提案し、連絡協議会名称の略称化と会計監査の監事への名称変更について、異議申し立てがあり、役員会で検討、次年度の総会に提案することとしました。その他の変更内容については承認されました。
 第2部では、よこすかボランティアセンター平野氏から、「災害時におけるボランティア活動」と題して、講演があり、緊急災害時の対応について出席者に理解と感銘を与えました。

第6回 ボランティア分野別交流会
実施日:9月26日(土)13時30分〜
会    場:市立総合福祉会館5階ホール
活動分野:高齢・児童・障害・全般
そ の 他:詳細はチラシをご覧下さい
※多くの会員の皆様のご参加を お待ちしています。
おめでとう!   横須賀市社会福祉協議会長賞 受賞!おめでとうございます
 去る6月7日、ふれあいフェスティバル社会福祉大会にて、ボランティアセンター登録グループの『吹雪会』、『どんぐりお話の会』、『みどりの会』の3団体が横須賀市社会福祉協議会長賞を受賞されました。
 3団体とも日頃より、施設訪問などの社会福祉にご協力いただきありがとうございます。 今後も末永い活動をよろしくお願いいたします。
募集   編集委員、大募集
 文章を書くのが好き、パソコンが得意、人と話すのが好き、今までの経験を生かしたい、という方、この指と〜まれ!
 ボランティアセンターではボランティアニュースの編集委員を広く募集しています。
 まずは見学から始めてみませんか。
ボランティア募集
  ボランティア情報
  *申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで

募集団体◇いちばん星
内容・チャリティーフェアのお手伝い
日時・9月12日(土)
9時〜16時
9月13日(日)
8時30分〜16時
場所・いちばん星
◆いちばん星は障害者支援施設です。当日は屋台村を作り、皆さんに楽しんでもらえるプログラムを用意しています。12日は準備のみとなり、時間内であれば、何時間でも可。

募集団体◇つくしの会
内容・講演会の際の保育ボランティア
日時・10月3日(土)
13時〜16時
場所・総合福祉会館5階
◆つくしの会はダウン症の会です。

募集団体◇ふれあい運動会
内容・会場設営、準備・片付け、誘導、競技補助など
日時・10月11日(日)
8時30分〜17時
場所・諏訪小学校
◆ふれあい運動会は、障害のある方と地域との交流を目的に毎年行っている運動会です。雨天順延。 

募集団体◇メロディー
内容・外出介助
日時・10月25日(日)
9時15分〜16時
場所・ソレイユの丘
◆メロディーはダウン症児のグループです。集合は総合福祉会館。

募集団体◇ふれあい広場
内容・会場案内、メイク・ゲームコーナーのお手伝いなど
日時・11月14日(土)
9時〜16時
場所・総合福祉会館
◆ふれあい広場は障害のある方の交流のイベントです。
お知らせ   ボランティアセンターからのお知らせ
◆◇貸出棚後期受付開始◇◆
 貸出棚の後期申込みを受け付けます。
後期貸出期間は10月1日〜3月31日まで、受付期間は9月1日(火)〜11日(金)までとなります。
※応募要項は窓口で配布します。予定数を超えた場合は抽選になります。

◆◇活動室の予約について◇◆
 10月1日より、ボランティアセンター活動室の申込方法が変更になります。
 10月1日からは、窓口、電話での口頭による予約は仮予約となり、所定の申込書の提出 を持って、受付(本予約)とさせていただくことになりました。
 申込書はボランティアセンター、もしくは、ボランティアセンターのホームページから もダウンロードできるようになっています。
 貸出、対象等の詳細はボランティアセンターまで。

◆◇車いすの貸出について◇◆
 10月1日より、車いすの貸出方法が変更になります。
 10月1日からは、窓口にて貸出の申込書を提出していただき、証明書類を確認後、貸出 となります。

◆◇ボランティア登録の更新手続きについて◇◆
 ボランティア登録の更新時期になりました。
 次号のボランティアニュース発送時に登録更新の書類を同封します。
お知らせ   助成金のお知らせ
 「平成21年度ボランタリー活動推進基金21」かながわ県民活動サポートセンター基金事業課。
 「Panasonic NPOサポート ファンド 2010年助成事業(子ども・環境)」パナソニック株式会社 社会文化グループ。
 以上、2件の募集があります。
お知らせ   ボランティアグループからのお知らせ
  16ミリ映写機操作技術おさらい会のご案内
 16ミリ試写室では町内会、施設、図書館などさまざまな機関で勢力的に地域活動を行っています。今回は操作技術のおさらい会を開催します。

内 容:「16ミリ映写機操作技術おさらい会」
日 時:10月3日(土)9時40分〜12時30分
会 場:市立中央図書館3階 第2会議室
対 象:16ミリ映写機技術認定証取得の市民
備 考:認定証取得講習時のテキストを持参
申込み:9月26日(土)まで

※詳細、申込みは代表の松澤澄江氏(電話/FAX849-1942)まで。
お知らせ   K氏の格闘日誌HPで公開中
野比沼の写真  野比沼の清掃をはじめて、今年で9年。
 K氏のきれいにしてもきれいにしても捨てられるゴミとの葛藤、機械や元気がよすぎる雑草との汗と涙の格闘ボランティア活動記録をよこすかボランティアセ ンターのホームページにUPすることになりました。ぜひ、ご覧ください。
お知らせ   ボランティア登録数(7/31現在)
 ☆個人・・・・・・・・・・195
 ☆団体・・・・・・・・・・127

 5〜7月までの報告
 ○V活動希望相談数・・・・126
 ○V依頼相談数・・・・・・・・ 66
 ○その他の相談数・・・・・・ 51
 ○寄付件数・・・・・・・・・・・・ 51


ボランティア・講座への参加の申し込み
ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします
電話 046-821-1303  FAX 046-824-8110
Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。


     
はないちもんめ
はないちもんめ のシンボル画像  信州を旅した夏の1日、うだるような暑さに飛び込んだそば屋。私たちがこの日、初めての客ではなかったかと思わせるほど、店内は静まりかえっていた。
 正面にでんと置かれた時代ものの扇風機の前に座った。黒光りした太い梁と柱、ガランとした座敷。孫をおんぶした若いおばあさんがそばを運んでくれた。
 しっかり打たれた信州そばは冷たく、乾いたのどを潤し、空腹を満たしてくれた。
 柔らかい扇風機の風と、哀愁を帯びた風鈴の音に、しばし時を忘れ、外をぼんやり眺めていると、ひと組の若いカップルが通り過ぎて行く。
 今は、この地も観光地でありながら、わが町と同じように、客足も少なくさみしい。七年に一度行われる、諏訪大社の御柱の時は、にぎわうのだろうか。
 信州そばは、こんなひなびた店で、のんびりといただくのが一番のようである。毎年、この地を訪れる私は、ぜひ、また寄らせていただこうと思った。
 このたび、『はないちもんめ』を担当していただいたTさんが、事情により、編集委員を卒業することになりました。 『はないちもんめ』は時には楽しく、時には涙し、ボランティアニュースの癒しの風でした。  4年間、本当にありがとうございました。
編集後記
編集後記 のシンボル画像  ある日の京浜急行の車中でのこと、2人の小学生が乗車してきた。その一人が空いている優先席に座ると連れが「そこはお年寄りの席だよ」と注意した。座った子は「空いてるときはいいんだよ。お年寄りが来たら譲るから」と答えていた。行動には違いがあるが、そこがどの様な席なのか2人ともちゃんと承知している。
 知っていても知らん振りしている大人が目立つこのごろ、子供のほうがしっかりしている。「おじさん達も、しっかりしてよ」と叱られているような気がした。
(M・O)
     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail:shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
     

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