ボランティアニュース(148号) (平成20年12月号) |
今年で20回目 ふれあい広場 | |
去る11月8日(土)に総合福祉会館にて、第20回ふれあい広場が開催されました。ふれあい広場は、地域の知的障害のある方と家族、関係施設、地域作業所、関係団体の手作りで運営されるもので、地域の方々との交流を深め、知的障害児のある方が地域で生活できる社会を目指して行います。当日は天候があまりよくなかったにもかかわらず、多くの方が来場しました。 今回のふれあい広場に参加しましたボランティアの方、企業の方などに、お話しをうかがいました。 ▽ カラオケ担当(ボランティア) ボランティアセンターに紹介されて、初めてふれあい広場に参加した。とても楽しかった。 ▽ 企業紹介(通信業) 今年で3回目。普段提供できないサービスを紹介できる。足を止めて、見て頂き、当社商品に変えてみたいといってもらえる。また、この時期に開催されるのは、新しい商品の紹介もできるので、非常によいと思う。 ▽ 歯科相談(教員) 今年で5回目。1回目、2回目は、歯科相談のみであったが、 3回目以降、器具を用いて、うがいの正しいやり方を体験して もらった。 ▽ 歯科相談(学生) 学校としては、5回目だが、私は3回目。障害のある人と接して、やさしい接し方の勉強になり、また基本に戻れる。口の中の健康に興味を持っていただければと思う。 | |
今号より横須賀市内にある施設の簡単な紹介をします。 第1回は三浦しらとり園です。 《神奈川県立三浦しらとり園》 園の概要 ○当園は三浦半島地域の拠点施設として海と山に囲まれた緑豊かな自然の中にある施設です。また、知的に重いハンディキャップを持った児童や成人そして在宅の方々に利用していただいている複合施設です。 〇入所している方々の暮らしの場は8つの寮で、できるだけ家庭に近い環境づくりにつとめています。 〇地域の方々には関係機関等とも連携をとりながら様々なサービスを提供しています。 サービスのご案内 〇施設入所支援 〇生活介護 〇自立訓練 〇短期入所 ボランティア活動内容 〇衣類縫製や補修 〇環境整備(掃除等) 〇園行事(オープンデー等)手伝い 〇作品の販売活動 〇日中活動への参加 〇寮活動(個人交流活動、外出)の支援等 交通 電車…京浜急行で京急長沢駅より徒歩10分 自動車…横浜横須賀道路・佐原インターより10分 連絡先 横須賀市長沢4-13-1 046(848)5255(電話) 046(848)5258(ファックス) | |
ボランティアの理念をお互いに理解しあい、共通の認識をもってこれからの活動に取り組んでみませんか・・・の呼びかけで、横須賀市ボランティア連絡協議会主催の「ボランティア講演会」が、11月29日(土)市立総合福祉会館で開かれた。
連絡協議会の長田絢子会長の挨拶の後、聖ヨゼフ病院訪問診療部長の武谷弘子氏が『ボランティアってなに? 〜私にできること〜 』と題して講演、自分のできること、人に喜んでもらえることを行うことがボランティアの原点ですとのお話しからボランティアの今後の方向まで、氏の経験を交えた幅広いお話しでした。
会場には手話、要約筆記、補聴器なども用意され、市内の各団体などから170名近い人が参加し熱心に聞き入っていた。 長くボランティア活動に参加している男性は「この様な講演や研修は、原点に戻るという意味では大切だと思います。非常に参考になりました。」と語っていた。 | |
ボランティア功労者に対する厚生労働大臣表彰で、ボランティアセンター登録グループ『16ミリ試写室』の受賞 が決定しました。 16ミリ試写室は横須賀市全域で、福祉施設への定期訪問映画会や子ども会、老人会に依頼されての映写活動を行っています。このほかに図書館やコミュニティーセンターにおいても上映を行っています。 このたびは誠におめでとうございます。 |
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日時:平成21年2月16日(月)〜3月16日 毎週月曜日 全5回 13時30分〜15時30分 場所:横須賀市立総合福祉会館 4階 第2活動室(汐入駅下車徒歩5分) 費用:無料 定員:15名 〆切:平成21年1月31日(土) 申し込み先:TEL/FAX 046−852−5946 | |
社会福祉関係功労者に対する神奈川県社会福祉協議会会長表彰で、ボランティアセンター登録グループ『光美会(みつみかい)』の受賞が決定しました。 光美会は三味線、民謡(うた踊)等、演奏を通して横須賀市内の高齢者福祉施設、地域の老人会や婦人サークルへの慰問活動を行っています。 このたびは誠におめでとうございます。 |
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「ドレミのうた」「ボタンがふたつ」「どうぶつえあわせ」の3つの新作が発表されました。 いずれの作品も皆で楽しく遊べる作品となっています。l 貸し出し期間1週間、個人、団体で2点まで無料貸出作品は、よこすか布おもちゃグループ“ポケット”による手作りです。 |
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目的 平成12年から視聴覚教育活動の一環として、「映画館にかからない優れた映像を広く市民に提供し、 こころに響くメッセージをお届けする」ことを目的に、有料上映会を実施している。 今回は、豊かな自然の中での里山保育をとおして、たくましく成長する子どもたちの姿を追った記録 映画「里山っ子たち」の上映と園長宮崎氏にお話を伺う企画である。 日時 平成21年1月25日(日) 13:00開演(開場30分前) 会場 横須賀市はまゆう会館ホール 内容 1 木更津社会館保育園 宮崎栄樹園長のお話 2 映画「里山っ子たち」上映 (110分) 対象 幼児から一般市民 料金 一般 800円(前売り600円) 子ども 300円(前売り300円 5歳児以上中学生まで) 主催 16ミリ試写室 後援 横須賀市・横須賀市教育委員会・横須賀市社会福祉協議会 横須賀市私立幼稚園協会・横須賀市保育会 問合せ Tel & Fax 046−849-1942 16ミリ試写室 松澤 | |
毎週月曜日に市の福祉施設かがみ田苑で、苑内の樹木の剪定や移植、草刈などのボランティア活動をしているグループだ。昭和50年に2、3名でスタートしたが現在メンバーは35名、最年長者は77才で、最年少者は59才だ。 代表の大成一也さんは「私は60才で定年を迎え、自然や緑が好きだったので入会しました。みんなでゆうゆう遊んで楽しむをモットーにしています。活動の中で印象に残っていることは、かがみ田苑の高さ5mのしだれ桜を山ぎわから苑の中央に移植し、みごと成功したこと、市長から表彰されたことです」と言っている。その他にウォーキング(大楠山、奥多摩都民の森、鎌倉)、芋煮会、バーベキューなど楽しいイベントも沢山あるそうだ。 「メンバーの高齢化が進んでいるのでこの活動を続けていくためにも是非新しい方に入会してもらいたい。メンバー募集中です」と大成さんは呼びかけている。 |
*申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで |
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募集団体◇アクション◇ 内容・浅草への外出介助 日時・1月11日(日) 9時50分〜16時30分 17〜21歳までの知的な障害のある方たちのグループです。 募集団体◇サークルかえる◇ 内容・お餅つき大会のお手伝い 日時・1月11日(日) 9時45分〜15時 知的な障害のある方たちのグループです。 参加費500円が必要。 場所は鴨居コミュニケーションセンターです。 募集団体◇メロディー◇ 内容・カレーライス作りのお手伝い 日時・2月22日(日) 9時45分〜15時 11〜15歳までのダウン症のお子様さんのグループです。 一緒に買い物をして、カレーライスを作ります。 場所は総合福祉会館内です。 |
募集団体◇らぽにー◇ 内容・発達障害のお子さんとその後兄弟の遊び相手 日時・@ 1月10日(土) 13時〜16時 A 1月24日(土) 10時〜14時 B 2月1日(日) 10時〜15時 C 2月22日(日) 10時〜14時 (いずれも内 1〜2時間) 4〜12歳までの発達障害のお子さんとそのご兄弟のグループです。活動時間は時間内であればボランティアの都合で可。 場所は総合福祉会館内です。 発達障害とは? 発達障害のある方は、生まれつき脳の働きにユニークさがあります。とても得意なこともあれば。多くの人がなんでもなく行っていることがとっても苦手だったりと、いろいろと誤解を受けやすい障害です。 ○ 自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害とその他これに類する脳機能の傷害をいいます。 |
ボランティア・講座への参加の申し込み ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします 電話 046-821-1303 FAX 046-824-8110 Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp ※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。 |
はないちもんめ |
Nさんとおしゃべりが始まると決まって、図書館の本が汚いという話に行きつく。 Nさんは無類の読書家で、図書館の本をよく借りる。でも今まで一冊としてさらの本はなかった。今読んでいる小説も何ページにも渡り線引きや、こすりつけた汚れがあった。 私も図書館の本をよく借りる。随筆が多いのだが、やはり同じように折り山や、コーヒーなどの輪染みにがっかりさせられることがしばしばである。特に、共感しない箇所の線引き程、目障りなものはない。 大分前に、藤原正彦著「日本人の矜持」を借りた。題名の矜持(自尊心、プライド)から無傷を期待したのだが、大きな折り山が、5、6ヶ所ついていた。その上、線引き、注釈つきである。本好きと思われる大人達の仕業に、自分の本ならいざ知らず、公共の本である。無傷で返却するのが当然である。これからも、図書館を利用したい者として本は大切に扱いたい。 二人はモラルの低下に時間を忘れしゃべった。 |
編集後記 |
○…いま、平成17年12月号の「ボランティアニュース」を前において、これを書いている。筆者がこの編集後記の欄を担当させてもらうようになって、最初に書いたものがそこに載っている。それから3年間、つたない文章でこの欄を埋めてきたが、これを最後にしようと思っている。中面にあるキャッチコピーも、ほぼ同じ期間担当させてもらってきた。これも、今回を最後としたい。 そして、3年半続けてきた編集のお手伝いからも身を引くことにした。 ○…わずか4ページのニュースではあるが、これへの愛着は人一倍あると思っている。このニュースを通じて、いろいろな出会いももらった。断ちがたい思いは強くあるが、ここを去らねばならぬタイミングがやってきた。今号のキャッチコピー「木枯らし吹いても あなたの温もりがあれば」は3年前の12月号の再録である。多くの人にいただいた温もりを忘れることはない。 そして、読者のみなさん、これからもこのニュースにあなたの温もりを。 (Y・T)
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(通称:よこすかボランティアセンター) 〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110 E-mail:shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp |