横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(173号) (平成27年02月発行)

 
ボランティア「3つのあい」 であい・ふれあい・たすけあい
第40回ボランティアフェスタ
第40回ボランティアフェスタ

日 時 3月7日(土)10時から15時50分 ※入場自由
場 所 総合福祉会館 4階点字図書館 5階全フロアー
内 容 歌・踊り・演奏・マジック・けん玉等のパフォーマンス・パネル展示
    地域作業所の販売・軽食コーナー・サウンドテーブルテニス
主 催 横須賀市ボランティア連絡協議会

「ボランティアの集い」の名称でスタートした「ボランティアフェスタ」も回を重ねて10回目の節目を迎えることになりました。
 ボランティアセンターに登録をしてボランティア活動をしていても、お互いにどのような活動を
しているグループなのか分からない。
総合福祉会館の中で行きかって挨拶はしてもお名前が分からない。
そんな思いから、仲間の交流と新たな仲間との出会いの場として行ってきました。
第5回から活動の充実と広がりをめざして名称も「ボランティアフェスタ」に変えて開催してきました。
 今年も、昨年末に応募を締め切りましたところステージ発表21団体、ミニコーナー8団体、展示コーナー1団体、
招待として2団体の応募をいただくことができました。
当初、予定していました時間では足りず、30分早めての開催となりました。
多くの仲間の『歌って、踊って、奏でて、触れて、観て』会場がわれんばかりの大盛況で盛り上がることを期待しています。
みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げています。

参加してこそ学べるのです。
第17回「寒冷期避難所宿泊体験」

横須賀市では、耐震工事が完了した全ての市立小・中学校の体育館71カ所を、震災時避難所に指定しています。
そのうちの一つ、夏島小学校で、1月17日(土)〜18日(日)に避難所宿泊体験が行われました。
横須賀災害ボランティアネットワーク、NPO法人横須賀国際交流会、横須賀市、横須賀市社会福祉協議会の3団体、1行政による共同開催。
この企画は、阪神・淡路大震災の発生した時期に合わせて、平成11年から毎年1月17日に近い土・日に「寒冷期避難所体験」と銘打って開催され、今回が17回目。
被災地のいま  今年は時あたかも阪神・淡路大震災から20年の当日に当たり、会場内に掲げた「忘れたらあかんday」の横幕が、ひときわ印象的でした。
 参加者は、スタッフを含めて95名。中学生以下の子供は例年より多く、ボーイスカウトの団体を含めて19名。
全体での男女比は、ほぼ男性2、女性1の割合でした。
市内の自治会関係者の見学参加や県外(船橋市)からの参加もみ られました。東日本大震災を始め、昨年のような土石流、噴火といった大規模自然災害頻発という状況下にあって、防災・避難ということに対する関心は間違いなく高まっているといえましょう。
 午後7時、外気温4・5度、室内温13度という厳しい寒さの中、夜の体験スケジュールは粛々と進められました。
津波に関するDVD鑑賞、避難所における外国人や障害者対応の講座、そして振り返りフリートーキングなど、約2時間にわたる学習会は、参加者にとって意義深いものになったようです。
被災地の今  昨年に引き続いて2度目という、Tさん(76歳・女性)は、「災害時避難対策を、小さいうちから体験させるため」といって、今回は小学2年生(男)の孫を連れて参加。身近なもので防災用具を作ることが得意とかで、この日も段ボール製の枕や敷物を持参して用意万全でした。
 子供たちの楽しみは、大人の学習会とは別開催されたレクリエーションだったようです。
実際の災害時には、子供たちへの配慮も欠かせないところです。
 また、フリートーキングで主催者の一人は「寒い避難所生活は大変だったが、いい経験になったということを、帰ったら周囲の人にぜひ話していただきたい。参加してこそ学べるのです」という。
ベテランボランティアの最後の言葉には重みがありました。
 翌朝の外気温は0度、室内温は6度。まさに厳寒。だが全員元気に散会した体験宿泊でした。(K・S)
ふれあいフェスティバル
祝20回「やさしさ広がれ」ふれあいフェスティバルが開催されます。

 日時 6月7日(日)10時〜15時
 会場 総合福祉会館

 「あたたかい福祉のまちづくり」を目的として20回目の開催となります。
 ボランティア団体、企業、市民グループ、障害者地域作業所、福祉施設などの団体が参加し、それぞれの特色を活かし子どもから大人まで、障害がある人もない人も一緒に楽しめるイベントです。
 補助犬セミナーや車いすや点字、目の不自由な方の誘導、高齢者疑似体験コーナーなどの体験をはじめ障害者や高齢者が作った小物の販売、保育園児の絵画や福祉バザー、福祉や介護コーナー、ふれあいコンサートなどを予定しています。
 20回目を記念したイベントとして、横須賀出身の音楽家の加羽沢美濃さんをお招きして、みんなで楽しめるコンサートも予定しています。
シニアボラのすすめ (12) シニアボラのすすめ


『 で愛 ・ ふれ愛 ・ たすけ愛 』

 ボランティアとの出会いは偶然でした。
子育ても少し楽になり、目にとまったボランティア学習会に参加したことから始まりました。
現在もその時々に出会った仲間と、支え合いながら楽しく活動を続けています。
 シニア世代を迎えた頃から、むかし趣味で習った大好きな三味線をもう一度弾きたい、出来ればボランティアに繋げたい。
同じ想いを持つ人が必ずいるはずと勇気を出し、会員募集した所、数名が集まり同好会が出来ました。
3年が経ち、そんなある日、コーラスグループの仲間から『一緒に施設で活動しませんか』との嬉しいお誘いがあり、
一同大喜び! 当日は、皆ドキドキ、ソワソワ、それは大変な緊張でした。
コーラスの皆さんに助けられ無事終了。
初めての活動に拍手を頂きとても、爽やかな充実感を味わいました。
 今、自然の流れで大好きな三味線を弾き、それはボランティアを長く続けてきたきたことへのご褒美と思っています。
 是非、人生の第2ステージは、3つの愛・ボランティアで!イキイキ・心豊かに!(T・O)

登録ボランティア団体紹介♪(7)

横須賀手話勉強会 ひまわり会

☆どんな活動をしているの☆
横須賀手話勉強会 ひまわり会  私たちのサークルは、手話の勉強を通じて聴覚障害者の理解を深めると共に様々な人と交流をしています。
 毎週木曜日18時30分から総合福祉会館4階の活動室で手話の勉強をしています。
勉強会以外は毎年4月に定期総会を行い、そこで年間の行事を決定しています。
毎月役員会を開催し、行事のお知らせや活動内容などは毎月発行している新聞で報告しています。
学習の担当もその時に決定します。
 私たちの会では、誰が先生ということはありません。
内容については担当の方にお任せしていますが、いろいろと工夫を凝らしてくれていて、毎回みんなで楽しく手話を学んでいます。
 ボウリング大会、ハイキングやクリスマス会などを行い、例えばクリスマス会などは11月の学習時間を使って手話劇や手話コーラスの練習をし、その発表会をしています。
 また、サークル活動から波及したウォーキングやマラソンを頑張る「ランクラブ」や、おいしいものを食べ歩く「グルメクラブ(仮)」などサークルの時間以外で障害のある無しは関係なく交流は深まっています。

横須賀手話勉強会 ひまわり会 ☆自慢をしてください☆
 横須賀市では一番古い手話サークルで、神奈川県では二番目に古いサークルです。
40年以上の歴史を誇っています。
 長年のボランティア活動に対し、平成18年11月に「緑綬褒章団体賞」を戴いています。

☆ボランティア活動とは☆
 私たちのサークルは、「入門」というコースを常設し、初心者や入会はしないけれど手話に興味を持つ方に手話で自己紹介ができるように指導を行っています。
 手話学習や交流を通じて、聴覚障害者の理解者を少しでも増やしていけるよう今後も活動できればと思います。
 また、ホームページを開設しています。それを見てサークルに来られる方もいます。
ホームページアドレスはhttp://www.jade.dti.ne.jp/~hima-netです。
おめでとうございます
神奈川県社会福祉協議会会長表彰

永年の功績が認められ、10団体が受賞されました。

☆清美会
☆ナツメロ訪問団
☆ハンドニットの会
☆横須賀マジッククラブ
☆海上自衛隊OB横須賀曹友会
☆つわぶきの会
☆横須賀手話指導勉強会
☆三つ葉クラブ
☆どんぐりの会
☆手話サークル逸見
ボランティア連絡協議会から
〜障害者週間キャンペーンYOKOSUKA〜

 キャンペーンを通じて、多くの皆様のご理解をいただき、今年も無事に終了することができました。
 各会場での事業について、たくさんのご来場をいただきありがとうございました。
障害者キャンペーン




*おねがいします タオル・布巾の寄付*
 8月8日〜9日に行われる障害児のふれあいキャンプの調理でタオル・布巾を使います。
ご自宅で眠っている新品のタオル・布巾がありましたら、よこすかボランティアセンターまでお持ちください。
よろしくお願いします。

*ありがとうございます カレンダー寄付*
カレンダー寄付
今年もカレンダー、手帳の寄付をいただきました。
毎年、楽しみにしている方も多く、みなさんに喜んでお持ち帰りいただきました。
☆ご寄付いただいた企業☆
   株式会社東芝様
   株式会社ニコン横須賀製作所様
   東亜建設工業株式会社横浜支店様
 
ボランティアセンタ-からのお知らせ
*申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで
◆ボランティア募集◆
 『ふれあいフェスティバル』は体験する・見る・学ぶ・食べる、福祉に関するイベントが盛りだくさん。
子供からお年寄りまで障害のある人もない人も一緒に楽しめます。
活動場所▼総合福祉会館
活動日▼6月7日(日)
活動時間▼9時から16時
内 容▼@会場案内 Aエレベータ内外の誘導 Bクイズラリーの景品配布 C写真・記録
    D館内美化 E着ぐるみ F入場者数のカウンター
申し込み▼氏名、年齢、住所、電話番号、希望活動内容をボランティアセンターまで、ご連絡ください。
※申し込みは5月7日(木)まで
◆貸出棚前期受付◆
 ボランティアセンター第4活動室の貸出棚の前期申し込みを受付けます。
 前期貸出期間は4月1日〜9月30日まで、
 受付期間は3月2日(月)から9日(月)となります。
※応募要項は窓口で配布します。予定数を超えた場合は抽選になります。
◆ポケットひろば◆
 布おもちゃを通じて子育て中の親子の交流を深めます。
 平成27年度の『ポケットひろば』は次のとおりです。
日にち▼各月の第2金曜日 8月・1月はお休み
時 間▼10時から12時
※4月から終了時間が変更になります。
場 所▼総合福祉会館5階 教養活動室(和室)
※場所は変更になる場合もありますので当日、1階の掲示板でご確認ください。
対 象▼0歳から6歳(未就学児)
    子育て中の親子。お父さんの参加もお待ちしています。
◆おもちゃの病院◆
 平成27年度の『おもちゃの病院』の開院日は次のとおりです。
日にち▼各月の第1土曜日 5月・1月は第2土曜日
時 間▼10時から12時
場 所▼総合福祉会館4階 第1活動室
※6月は7日(日)ふれあいフェスティバルで開院します。
場 所▼総合福祉会館6階 体育館
時 間▼13時から15時
※修理代は無料ですが部品交換の場合は実費負担をお願いします。
※電池で動くおもちゃを持参する場合は、新しい電池をお持ちください。


編集後記
編集後記 のシンボル画像  昨年の暮れ、関西の老人ホームにいる母の見舞いに行った。眼は虚ろで、声も出せない。
2年ほど前から、全く私を認識できない。
目の前で、小さく丸まって、ベットに横たわっている今の母の姿を見ていると、
彼女の苦難に満ちていた人生を、そして、それを自力で克服し、それなりの幸せを手に入れて、
穏やかな老後の何年かを送ることが出来たことを思い出させた。
 老後は、故郷の宿場町へやってくる障害者の人たちに、観光ボランティアをしていた姿も。
そして、今、人が年老いて、徐々に死に向かっていく様を私に教えてくれている気がする。
 別れ際、何回も「また来るね」と言ったら、母の閉じていた眼の目尻に、涙が滲んだ。
表現することが出来ないだけで、理解できる瞬間があるということを教えてくれた。
今でも母は無言で私にたくさんのことを教えてくれている。      (M・A)

     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
 

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