横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(171号) (平成26年8月発行)

ボランティア「3つのあい」 であい・ふれあい・たすけあい
夏のボランティア体験

夏のボランティア体験


恒例行事となった『夏のボランティア体験』が、今年も8月4日から8日までの日程で行われました。
 ボランティアに興味を持ってもらい、はじめの一歩になればと小学生から大人の方々に参加してもらいました。
 その中から、今年初めての2つの体験を紹介します。ひとつめは、施設等でフラダンスを披露しているボランティアグループ『ナ・メア・フラ・オ・キリノエ』のフラダンス体験です。覚えたてのフラダンスを総合福祉会館3階の本町老人福祉センターの利用者の皆さんに見て頂きました。大きな拍手を頂き大成功で終えることができました。
 こんな形の活動がある事も知ってもらい、短い時間でしたが一生懸命練習し、そして利用者の皆さんに楽しんで頂き、良い体験ができました。 そして、ふたつめは、傾聴ボランティアで『よこすか傾聴の会』による聴く事の大切さを学ぼうという体験でした。さまざまな年齢の方に参加いただき演習を中心に笑顔の絶えない2時間となりました。
 聴くことの大切さを知り、『近所のおじいさんや、おばあさんの話を聴くこともボランティアなんだよ』とグループ代表の大野さんの挨拶を聞いた参加者は、今日からご近所ボランティアとして活躍してくれることでしょう。

ふれあいキャンプ
☆ 元気最強 ☆ みんなでつくろう!笑顔あふれる夏の思い出!

『ふれあいキャンプ』が8月9日(土)〜8月10日(日)に鴨居コミニティセンターで開かれました。
 主に知的な障害のある小学3年生から高校3年生までの子どもたちが保護者のもとを離れてボランティアとの遊びや宿泊を通して自立性や社会性を養い、また保護者には心身のリフレッシュを図ってもらう目的で実施しています。
このキャンプは、今年で37回目を迎え、イベントの企画・運営は13名の高校生、大学生等で構成した実行委員会が担当し実行委員OBと養護学校教諭の協力で実施しています。
 子ども達とペアになって班で一緒に行動するボランティアが50名、食事作りには浦賀地区社会福祉協議会や福祉の匠洒落弁会の方々が28名、参加者の安全と健康を見守るボーイスカウトや保健師の方など合わせて全体で100名以上のボランティアに協力していただきました。
 保護者の下を離れた20名の子ども達は、スイカ割りなど様々なレクリエーションや食事を暑さに負けず、元気いっぱい1泊2日のキャンプを楽しみました。

ふれあいキャンプ ふれあいキャンプ
ふれあいフェスティバル
 やさしさ広がれ「ふれあいフェスティバル」が6月1日(日)総合福祉会館で開かれました。
 平成8年に始まったこのフェスティバルは今年で19回目、「やさしさ」と「ふれあい」が広がる福祉のまちづくりを目指して横須賀市内の障害者地域作業所、福祉施設・団体、ボランティアグループ、企業、市民グループなど67団体が参加、福祉会館内外に広がる会場では参加団体の日頃の活動の披露や展示物、補助犬セミナー、地域作業所や福祉施設の作品販売コーナー、フェイスペイントなど沢山のイベントに7500人の来場者で賑わいました。
 来年は20回目になります。みなさんのご協力をお願いします。
ふれあいフェスティバル
第6回ボランティア学習会
第6回ボランティア学習会  〜安心・安全な町づくり〜をスローガンに7月12日(土)総合福祉会館で市民の皆さんを対象にボランティア学習会が開かれました。
 これまでもボランティア活動の立場からどの様な心構えが必要なのかを学んで来ましたが、今回は、社会問題にもなっている「いじめ」について行政やいじめ自死遺族が設立したNPO法人それぞれの立場からこの問題について意見を聞くことが出来ました。
 参加者からは「学校内の問題だけではなく、社会を構成している大人としての対応が求められていることを痛切に感じた」との声が多く寄せられました。参加者の心に響き、皆一人ひとりがこの問題に真摯に向き合うように期待したいと思います。
シニアボラのすすめ (10) シニアボラのすすめ

子ども達から少し手が離れ、ボランティア活動をしたいと思っていました。
何をするにも多少の知識は必要と思い平成4年NHK学園の福祉専攻科の通信教育を受講しました。
その折、施設での実践活動が必要ではまゆうキャンプのお手伝いをさせていただきました。
そのことがご縁でボランティアセンターの相談員も2年間致しました。

現在では、車椅子の取り扱い方を小・中学生に教えに行くグループ「華ぐるま」4名の中の一人です。
講習会では、必ず一人一回は、車椅子に乗る人、介助する人を体験してもらいます。
最後に率直な感想を聞かせて貰うのですが、『自走が難しかった』『前輪を上げて走るのは怖かった』等の子どもらしい発言の多い中『いつも車椅子に乗っている人は大変だと思う』などと障害者の立場にたっての発言があると私達は嬉しくて思わず手を叩いてしまいます。
私達の願いは困っている人を見かけたら『何かお手伝いしましょうか?』との声のかけられる優しい大人になってもらうことです。

この年齢になったからこそ出来るボランティアもあります。「楽しくなければボランティアではない」を合言葉に是非!  (K・Y)

登録ボランティア団体紹介♪(5)

横須賀市点訳奉仕会 横須賀市点訳奉仕会

☆どんな活動をしているの☆
 エレベータに乗った時、ボタンの横に縦3段、横2列の6点の組み合わせの点が並んでいるのを見たことがあると思います。このように6つの点を組み合わせて、文字を表しています。これが点字です。
 それに対して、今、皆さんが読んでいるこの文字を墨字といいます。
 目の不自由な人は、墨字のままでは目で読むことができません。点字に訳された文字を指の腹で触って読みます。
 墨字の本を点字に訳す作業をするのが、私たち横須賀市点訳奉仕会の活動です。

☆自慢をしてください☆
 私たち横須賀市点訳奉仕会にはこれと言って自慢することはありません。
 会員はみんな、自分の活動を自慢するどころか、目の不自由な人が、好きな本を1冊でも多く読むことができるようにと、毎日、コツコツと、活動を続けているだけです。
 強いてあげるなら、横須賀市点訳奉仕会が設立されてから、50年を超える年月、会を継続させてきたことです。
 継続の秘訣は、100名を超す会員が、点訳奉仕はもちろん、点訳以外の活動においても和気あいあいと作業をしてきたことだと思います。

☆ボランティア活動とは☆
「できる時に、できることを」が、ボランティア活動の原点かもしれませんが、「会」として引き受けた以上、「今」「困難」でも、作業することも求められます。
 例えば、小学生の教科書の点訳を依頼されれば、新学期開始には間に合わせなければならないし、大学生の授業で配られたプリントの点訳を頼まれた場合には、来週の授業までには間に合わせなければなりません。専攻の内容によっては、かなり下調べに苦労しながら。そんな時には、会員が、協力し合いながら、視覚障害者のニーズにこたえています。
横須賀市点訳奉仕会
おめでとうございます
市社協会長表彰受賞( 6月1日 横須賀市社会福祉大会にて )

おもちゃドック『よこすか』
日本語の会
国際交流着物グループ「文化の配達人」
わんわんわん
さくら会
国際交流にほんごひろば
アミーゴス
コールしらさぎ
特定非営利活動法人横須賀精神保健ふれあいグループうらら
わいわい広場“しん”
横須賀開国甲冑隊
さくらの会ボランティア
あそぼう会
ボニータ
手話ダンスグループ「ゆらぎ」
お知らせ ボランティア連絡協議会から
平成26年度障害者週間 キャンペーンYOKOSUKA
今年も、このキャンペーンを通じて、『障害』についてご理解を深めて頂けるよう、色々な催しを計画しています。
是非お越しください。(詳細は次号)

*あったかハート交流会*
11月29日(土)総合福祉会館

*障害者団体活動紹介パネル展示及び地域作業所製作品販売会*
12月1日(月)〜7日(日)
ダイエーショッパーズプラザ横須賀店

*地域啓発講演会*
12月4日(木)ヴェルクよこすか

*世界自閉症デー in 横須賀2014*
12月6日(土)総合福祉会館 

*障害者団体活動発表会*
12月7日(日)
ダイエーショッパーズプラザセンターステージ

※障害者団体の方々の活動を発表される団体を募集しています
問合わせ:よこすかボランティアセンター電話▼821-1303

横須賀市点訳奉仕会
ボランティアセンタ-からのお知らせ
*申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで
◆重要なお知らせ◆
★貸出棚後期受付開始★
◆貸出期間◆10月1日から3月31日まで
◆受付期間◆9月1日(月)から9月5日(金)まで
※申込書は窓口で配布します。
予定数を超えた場合は抽選になります。

★団体の活動報告書★
ボランティア登録をされている団体の活動報告の提出がないことがあります。
活動の内容をボランティアセンターで記録しています。
会報、チラシ、総会資料などもありましたら提出をよろしくお願いします。

★ボランティア情報★
肢体不自由児者運動会
◆日にち◆10月5日(日)
◆時 間◆9時から15時30分
◆会 場◆県立保健福祉大学 体育館
◆服 装◆動きやすい服装、室内履き(体育館履き等)
◆内 容◆競技運営の補助、障害者所属団体の補助(詳細は当日、説明があります)
◆締切り◆9月5日(金)
※昼食、飲物の用意あり
※連絡はボランティアセンターまでお問合せください。
災害時ボランティアセンター設置運営訓練のお知らせ
◆日にち◆9月6日(土)
◆時 間◆10時から12時
◆場 所◆総合福祉会館 5階ホール
◆内 容◆災害時に設置されるボランティアセンターのシミュレーション訓練
◆定 員◆200人程度
◆参加費◆無料
◆申込み◆9月5日(金)までに、氏名(あれば所属・団体)連絡先をよこすかボランティアセンターまでお知らせください。
       ご連絡は電話、FAX、Eメールのいずれでも結構です。
第39回横須賀三浦地区障がい児者ふれあい作品展
施設・作業所関係による展示・販売を行います。
◆日にち◆11月4日(火)から11月7日(金)まで
◆時 間◆10時から20時 ※7日(金)は18時で終了
◆場 所◆ショッパーズプラザ横須賀2階センターモール

障がい児者ふれあい作品展
初級ボランティア講座 こころをかたちに
〜ボランティアをはじめてみませんか〜
◆日にち◆9月11日(木)
     9月18日(木)
     9月25日(木)
◆時 間◆午前9時から11時30分まで(最終日は12時まで)
◆場 所◆衣笠病院2階講堂横須賀市小矢部2‐23‐1
◆対 象◆病院・福祉施設などのボランティア活動に関心のある方で、全3回参加できる方
◆費 用◆無料
◆定 員◆40名(定員になり次第、締切)
◆申込み◆住所・氏名(ふりがな)・年齢・職業・連絡先電話番号を総務課あて
       ハガキ・FAX・メールのいずれでも結構です。
◆問合せ◆衣笠病院総務課 担当 高梨
〒239‐8588
横須賀市小矢部2‐23‐1
電 話▼(852)1182 内線198
FAX▼(852)1183
Eメール▼soumuka@kinugasa.or.jp
初級ボランティア講座
県立岩戸養護学校 学校祭
岩桜祭(いわおうさい)
◆日にち◆9月20日(土)
◆時 間◆10時30分から14時30分
◆場 所◆県立岩戸養護学校
◆内 容◆学習活動の発表、作品展示、製品販売
◆問合せ◆県立岩戸養護学校支援連携グループ 担当 飯村
電話▼(839)4502
※駐車スペースに限りがありますので、公共機関をご利用ください。
 地域で支援して頂いている多くの方に、学校での生徒の活動を是非ご覧いただきたいと思っています。

編集後記
編集後記 のシンボル画像 編集後記  現代の社会情勢を端的に表した「孤族」という造語がある。
家族と一緒に暮らしていても孤立していれば孤族だろうが、基本的には一人暮らし、特に高齢者を指している。
そしてその孤族は増え続けているようだ。
 一つの原因は、未婚化の進展だ。
ある調査は、50歳男性の未婚率はそれまで1〜3%だったものが、1990年以降急増し、2030年には30%に迫ると予想している。
 去る6月に発表された少子化社会対策白書によれば、雇用を含む経済問題、出産・育児問題などの要因で結婚をためらっている人が多いようだ。
であれば、結婚したい男女が結婚できる社会をつくる政府の施策も必要だ。
 一方、平成27年から介護保険制度が大改正される。負担増・サービス縮小になりかねない。
このように複合的に問題が絡む悩ましい時代に、無力な自分が福祉の分野で何ができるのか。
やっぱりボランティアかなァ

     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
 

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