横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(164号) (平成24年11月号)

ボランティア「3つのあい」 であい・ふれあい・たすけあい
赤い羽根共同募金     募金に協力することも、集めることもボランティア
赤い羽根共同募金
「たすけあい」の運動、赤い羽根共同募金が10月1日から全国で一斉にスタートした。

横須賀市内で約1600名の募金ボランティアが街頭に立ち、明るく大きな声で行きかう人に募金を呼びかけた。

赤い羽根共同募金は、社会福祉施設や地域作業所等をとおして、お年寄りや、障害のある方々、子ども達等を応援する募金というイメージが強いが、それだけではなく、地区社会福祉協議会等によるお年寄りのための「ふれあいいきいきサロン」、小さな子どもとお母さんのための「子育てサロン」などでも共同募金が役立っている。

また、災害時に備え、募金額の3%を災害準備金として積み立てていて、東日本大震災では、災害ボランティアセンターの設置運営にすぐにこの準備金が送られ活用された。

募金ボランティアがたすけあいの仕組みを支えている。

秋といえば・・・ 運動会!!
横須賀市肢体不自由児者運動会
 第35回 横須賀市肢体不自由児者運動会

涼しくなった秋の季節、10月7日(日)平成町にある神奈川県立保健福祉大学の体育館で肢体不自由児者運動会が開催された。

これは、身体を動かす機会の少ない肢体不自由の方々が運動会を通じ、ボランティアと共に秋の一日を楽しく過ごしてもらうことを目的として毎年開かれ、今年で35回目を迎えた。

 午前は開会式の選手宣誓に始まり、紅組・白組に分かれて鈴割り、パン食い競争、午後は玉入れ、車いすスラロームなど選手達は元気いっぱい。特に盛り上がりを見せたのが綱引き。3回戦中の最後の1回はボランティア同士の対戦に。白熱した綱引きバトルに会場は大いに盛り上がった。

紅組が優勝したが、点差はあまりなく接戦で、充実した運動会。ボランティアと共にスポーツの秋を楽しんだ。

ふれあい運動会

第38回 ふれあい運動会

今年も恒例のふれあい運動会が10月14日(日)に神奈川県立岩戸養護学校で開催された。

この運動会は障害児者健康作り事業の一環として、仲間と一緒に体を動かし汗を流し楽しんでもらおうと、ふれあい運動会実行委員会が開催している。
今年で38回目になる。会場には23の作業所、施設、団体のほか多数のボランティアも加わり約510人の人達が参加した。

当日はあいにくの天候だったので、会場をグラウンドから体育館に移し選手宣誓、全員参加のラジオ体操で運動会は開幕した。

種目は体育館の中で行える競技に限られたが、午前は玉入れ、スプーンレース、フラフープリレーに興じ、午後は岩戸フォークダンスサークルの皆さんとのフォークダンスから始まり、パン食い競争、宝さがし、だるま運びレース、最後は恒例のリズムダンス?みんなでワッハッハ″の大合唱。一日中体育館は手拍子と歓声が響き渡った。

ふれあい運動会

今回の運動会に参加した方々にお話を聞いた。

●ボランティアで参加の山下俊彦さん
「以前住んでいたところで障害者支援の活動をしていました。横須賀に来て間もないので、どんな催しなのか参加してみました。これだけの皆さんに喜んでもらうには運営していくのも大変だなぁと痛感しました。これからも仕事の合間で出来るだけこのような活動に参加して行きたいと考えています。」

●お子さんと参加した佐藤喜和子さん
「通っている作業所ではこの時期に来ると運動会を目指して公園で競技の練習をします。皆が楽しみにして待っているのです。なかなか会えない仲間にも会う機会になります。皆が参加できるよう無理の無い競技を選んで企画してくれていますのでとっても感謝しています。」


ふれあい運動会











●実行委員の五位泰江さん
「長い間この運動会に関わってきました。今年は若い人達にも実行委員会に入ってもらい力強いです。毎年感じますが、こうやって大勢の人達が参加して笑顔いっぱいの皆さんを見ていると継続してきて良かったなと思います。これからも新しい催しをどんどん企画していきたいと思っています。」

助け合いの風はさわやかに シニアボランティアのすすめ (3)
助け合いの風はさわやかに秋麗。
シニアも家にくすぶってはいられません。
書を捨てて街に出よう。そして、ボランティアでも始めませんか。
先輩に聞く「シニアボラのすすめ」です。

秋の行事へのボランティアの参加案内が加盟団体事務局から届き、日程を調整して申込みをしています。
私は、高校教員の時代に青少年赤十字のボランティア活動に関わり、退職後も関連の赤十字活動が続きました。幸い、現役中に取った赤十字救急法の資格が生きて、それが核になり、ボランティアの世界で顔の見える関係を作ることができました。
シニアボランティアとして、地域の活動に参加し、地域貢献を考えている方は多いと思います。現役中に身に付けた資格や特技を使ってみて下さい。活動場所は、身近では町内会活動の支援や地域のボランティアセンターで紹介してもらう活動があり、広くは、よこすかボランティアセンターや市民活動サポートセンターでお誘いイベントがあり、サークルやNPO法人の紹介もあります。
これらの参加には自分の気持ちに壁があるはずです。自分の背中をポンと押して、参加してみて下さい。その壁は高くはないはずです。そのサークルが開催する行事や講習会にも参加してみて下さい。また、資格取得の機会があれば取って下さい。多小の我慢は必要ですが、更に参加への意欲が増すと思います。
私も災害時ボランティアセンターのコーディネーター養成講習会を受講し、横須賀災害ボランティアネットワークに加入しました。現在災害ボランティアとして活動しています。
是非、ボランティアの仲間になって下さい。(鷹野)

我がまち・地区ボラ 15
横須賀で一番初めに開設
武山地区 ボランティアセンター

当センターは、昭和62年に開設され、25年の歴史がある。
この武山地区は、神奈川県立武山養護学校をはじめ多くの福祉施設があり、ボランティア活動が活発に行われている。

武山地区ボランティアセンター

運営は、米山所長と6名のコーディネーターで様々な相談に応じている。開所日は月・水・金曜日の10時から15時まで。場所は、一騎塚の信号前にある不動薬局の3階。
主な活動は、介護用品(車椅子等)の貸出し、通院の介助、オムツたたみ等で施設への派遣など数多くの所にボランティアが参加協力している。
また、地区社協の行事である「福祉ふれあいフェスティバル」「敬老行事」「福祉バザー」にボランティアを派遣したり、開催準備なども協力している。

当センター主催の行事としては、「障害者みかん狩り」を実施している。年々、参加者が増え昨年は200名以上が参加した。
また、月1回(第4土曜日)当センターで開催している「おもちゃの病院」は徐々に、壊れたおもちゃを持って来院する子どもとお父さんやお母さんが多くなり、地域に根付いた活動が続けられている。

お知らせ ボランティア連絡協議会から
『障害者週間キャンペーンYOKOSUKA』

12月3〜9日の障害者週間に合わせて、『障害者週間キャンペーンYOKOSUKA』が行われます。
●『あったかハート交流会』
日時▽12月8日(土)13時30分〜15時30分
場所▽横須賀市立総合福祉会館 5階ホール
内容▽体験発表
☆横須賀市点字図書館 職員 城間 紀野 氏
☆横須賀・三浦作業所連絡会
会長 海原 泰江 氏
☆ミニコンサート 坂本中学校 第一教室器楽合奏

●『ダイエーショッパーズプラザ ステージ発表』
日時▽12月9日(日)13時30分〜15時30分
場所▽ショッパーズプラザ横須賀2階
センタープラザステージ
内容▽障害者団体の皆さんによる活動発表
障害者団体の皆さんによる活動発表

『第8回ボランティアフェスタ出演者募集のお知らせ』

「出会いふれあい助け合い」のキャッチフレーズのもと、ボランティア活動者・団体の仲間が集い、互いの理解と交流を深めると共に広く市民に活動を知ってもらうイベントの参加団体・出演者を募集します。
日時▽平成25年3月9日(土)
10時30分〜15時30分
場所▽横須賀市立総合福祉会館 
4階 点字図書館内 5階 全フロア
募集項目▽1.ステージ発表2.ミニコーナー発表3.展示物による活動紹介4.製作品の販売5.飲食ブース出店
応募締切▽12月20日(木)
※参加者多数の場合は調整させて頂きます。

ボランティアセンタ-からのお知らせ
  *申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで
ボランティア情報

募集団体◇メロディー
内容▽お楽しみ会の手伝い
日時▽12月23日(日)9時45分〜15時40分12月25日(日)9時45分〜14時
場所▽総合福祉会館
◆メロディーはダウン症児のグループです。


募集団体◇サークルかえる
内容▽外出介助と手伝い
日時▽?12月2日(日)
?平成25年1月13日(日)いずれも9時30分〜15時
場所▽?午前ショッパーズプラザ横須賀6階ボーリング場・午後総合福祉会館?鴨居コミュニティセンター
◆知的障害のある社会人グループです。
参加費500円程度必要です。


ボランティアセンターからのお知らせ
■「なつめ」会員募集■
毎月1回着物を着て、高齢者施設に訪問し、抹茶振る舞いとお話相手の活動をしています。まずはお気軽に見学にいらしてください。

◆活動報告提出のお願い◆
皆様のご活躍をお知らせいただく活動報告書は、ボランティアセンターで大切に記録に残させていただいております。ご協力の程よろしくお願いします。



学校体育館で宿泊体験
    〜寒さ(さむさ)を体感〜    
災害時に備えて

地震災害が起きると、多くの人たちは「震災時避難所」へ避難することになります。
現在、横須賀市が指定している震災時避難所は学校の体育館です。
今回は、神明中学校にご協力いただき、体育館で夜を明かす体験を行い避難所での生活を考えます。

【交流・宿泊コース】
内容▽さまざまな人たちがひとつの場所に避難し、宿泊体験をします。
日時▽1月19日(土)
17時から20日(日)
7時まで
集合場所▽神明中学校
定員▽50人(抽選)

【外国人支援・宿泊コース】
内容▽災害時に外国人が直面する課題について学び、理解を深めます。
日時▽1月19日(土)
14時から20日(日)
10時まで
集合場所▽久里浜コミセン
定員▽30人(抽選)

【交流・宿泊コース】のお申込みは、電話、FAX、Eメールでボランティアセンターまで。

【外国人支援・宿泊コース】のお申込みは直接横須賀市国際交流課(電話046-822-8138)まで。

主催・横須賀災害ボランティアネットワーク、
NPO法人横須賀国際交流協会、横須賀市

学校体育館で宿泊体験

☆共通事項☆

宿泊場所▼神明中学校
対象▼防災や災害活動に関心のある人で、健康上、体育館での宿泊に
問題のない小学生以上(小・中学生は保護者と一緒に参加)の方
参加費▼500円(保険・食事代として)
持ち物▼食器、寝具(防寒用の毛布、寝袋等)
その他寒さ対策に必要なものなど
申込締切▼1月4日(金)

布おもちゃ・布えほんの貸出しをしています♪

〈切れる野菜〉  〈クリスマスえあわせ〉

      〈切れる野菜〉         〈クリスマスえあわせ〉

よこすかボランティアセンターでは、ボランティアグループ「よこすか布おもちゃグループ”ポケット”」作製のもと、安心して遊べる布おもちゃ、布えほんの貸出しを行っています。
老若男女問わず、楽しく遊べます。ぜひご活用ください。 

利用者登録をすれば、市内どなたでもご利用いただけます。1人(1団体)2作品、1週間まで貸出しできます。
利用料はかかりません。
貸出場所:よこすかボランティアセンター
開所日:月〜金曜日(祝祭日除く)
午前9時から午後5時まで


お知らせ ボランティア登録数(10/31現在)
☆個人・・・・・・・・・・133
☆団体・・・・・・・・・・115

ボランティア・講座への参加の申し込み
ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします
電話 046-821-1303  FAX 046-824-8110
Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。

編集後記
編集後記 のシンボル画像   暑く長かった今年の夏。赤い羽根とともに、やっと秋がやってきた。「赤い羽根」は秋の季語。街頭募金は秋の訪れを告げる風物詩でもある。
 日本の共同募金は戦後間もない1947年に始まった。民間の社会福祉事業を支えるのが目的だ。横須賀市の昨年度の募金額は8144万円。社会福祉協議会の運営資金、高齢者や障害者施設・団体への支援金などに使われている。また一部を災害準備金として積み立て、東日本大震災にも役立てられた。
 ただ残念なことに、募金額は年々減り続けている。昨年度は前年をやや上回ったが、これは未曾有の震災があったからだろう。
 共同募金のシンボルである赤い羽根は勇気と善行のしるしだ。生きづらい世の中であればあるほど、心に赤い羽根を持ち続けたい。(T・Y)
     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
 

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