ボランティアニュース(163号) (平成24年08月号) |
今年で35回目の"ふれあいキャンプ"が8月11日(土)〜12日(日)に鴨居コミュニティセンターで開催された。
この催しは主に知的障害を持つ小学3年〜高校3年生が保護者のもとを離れて、ボランティアとの遊びや宿泊をとおして自立性や社会性を養い、また保護者への心身のリフレッシュを図ることを目的としている。 今年も学生を中心とした実行委員会が企画、運営を担うとともに、食事づくりやレクリエーションなどに地域のボランティアやボーイスカウトなど多くの人が協力し、参加者27がとボランティアとレクリエーション、ウォークラリー、すいか割りなどの1泊2日のキャンプをみんなで楽しんだ。 |
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夏のボランティア体験 〜みんなで作って被災地に送ろう〜 | ||||||||||||
夏恒例のボランティア体験。 多くのプログラムの中で7月31日午前中は、ハンドニットの会の協力で、誰でも簡単に指編みで編めるネックウォーマー作りが始まった。 今回の制作は、被災地への贈り物。 小学生以上の参加者は大人5名、子どもが10名(3年生以下は保護者同伴)でテーブルに向かって輪になり、色とりどりの毛糸を指に絡ませて編んでいく。 ハンドニットの会の渡邉きよ先生をはじめ5名の方が子どもたちに手をとって教えていた。 材料の毛糸は市民の方とハンドニットの会からの寄付だそうだ。 1m60cm位編んだところで両端に配色の良いボンボンを付けて仕上げ、メッセージを書いて被災地への贈り物は出来上がった。 気持ちを込めてのボランティア体験。 (贈り物は8月5日に石巻市の被災者のもとへ届けられ、大変喜ばれた。)
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助け合いの風はさわやかに シニアボランティアのすすめ (2) | ||||||||||||
残暑厳しい夏。 暑さに負けず街に出よう。そして、ボランティアでも始めませんか。 先輩に聞く「シニアボラのすすめ」です。 まず、人にアドバイスするほどの立場ではないということをお断りしておきたい。 私は、高校時代に始めた点訳を、公務員時代は、朝食の前に小一時間。昼休みはお弁当箱を洗ってから30分。そして、夜に、土日に。 2つ目は、「続けること」である。青年赤十字奉仕団は、青年でなくなったから、里親は、自分の子どもが義務教育を終えたから、やめさせていただいたが、点訳は現在ちょうど50年。天職と思っているので、死ぬまでやめることはない。「続ける」ということは、言い換えれば、自分が始めたボランティア活動を天職と思うこと、かもしれない。 (点訳奉仕会 関尾 温) 我がまち・地区ボラ 14 |
災害時の要援護者支援対策「ネックになる個人情報保護」 北下浦地区 ボランティアセンター 京急長沢駅の改札口を山側に出るとコンビニが見え、その隣のビルの2階に北下浦地区ボランティアセンターがある。 |
平成10年4月に開設され、新田所長、佐藤事務局長、相談役8名、登録ボランティア123名から構成されている。 野比、粟田、長沢、グリーンハイツ、津久井を活動範囲とし、近辺の高齢者・障害者の福祉施設(11箇所)における、お話し相手、趣味活動協力支援、外出付き添い等を行う。 個人対応としては買い物の代行・ゴミ出し、お話し相手・怪我をした子どもの送迎等を行っている。 今後の課題としては孤独、孤立世帯へのサポートを「地区社協」並びに「民児協」と連絡を密にして、町内や近隣関係を良好にし、日常生活に変化があった場合に備えたい。 また災害時の要援護者対策に個人情報の取り扱いが壁となっているとのお話である。
ボランティア連絡協議会から |
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ボランティアセンタ-からのお知らせ |
*申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで ボランティア情報
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募集団体◇メロディー (2)内容・外出介助 (3)内容・外出介助 ◆メロディーはダウン症児のグループです。雨天時は場所が変更になります。
◆ふれあい運動会は、知的の障害のある方と地域との交流を図り、一日を楽しく過ごすイベントです。
◆◇貸出棚後期受付開始
※問合せはよこすかボランティアセンターへ
◇日時・9月16日(日) 10時〜15時 楽しい踊りなどの見逃せないステージアトラクションや、美味しいものいっぱいの屋台村!他にも東北応援コーナーや抽選会など楽しい一日を過ごせること間違いなしです。 多くの皆様のご来場をお待ちしています。 ※いちばん星は太田和にある障害者支援施設です。 *問合せ先* 助成金のお知らせ 「かながわボランタリー活動推進基金21」(かながわ県民活動サポートセンター基金事業課) 第37回横須賀三浦地区障がい児者ふれあい作品展
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施設・作業所等で作成した作品等の展示・販売 日 時:11月6日(火)〜9日(金) 時 間:10時〜20時 (最終日は18時まで) 場 所:ショッパーズプラザ横須賀 2階センターモール (京急汐入駅またはJR横須賀駅下車 徒歩5分)
ボランティア登録数(7/31現在) |
☆個人・・・・・・・・・・142 | ☆団体・・・・・・・・・・110 |
ボランティア・講座への参加の申し込み ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします 電話 046-821-1303 FAX 046-824-8110 Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp ※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。 |
編集後記 |
ある病気の告知を受けたのは5年前の夏の日だった。定年退職以後を第2の人生とするなら、病を得てからの日々は第3の人生といってよい。この5年は70年の人生の中でもっとも濃密な最良の時間だったという気がする。 社会学者の鶴見和子さんはこう言っている。「病気になると命は輝いてくるのよ。はじめて生きていることを自覚するのよ。日々が命でつながるのよ」と。まさにその通り。新しい出会いがあった。会いたいと思っていた人に会えた。そして嬉しいことに、多くの優しさに触れることができた。 「タフでなければ生きていけない。優しくなれなければ生きている資格がない」という探偵マーロウのセリフが好きだ。人が人らしく生きていくための糧が優しさであるとするならば、ボランティアは誰のためのものでもなく自らが生きてゆく糧を得るためのものだと思う。 (T・Y) |
(通称:よこすかボランティアセンター) 〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110 E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp |