横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(162号) (平成24年05月号)

ボランティア「3つのあい」 であい・ふれあい・たすけあい
第7回ボランティアフェスタステージ発表 福祉会館5階ホール
 ボランティアフェスタ当日は、3月とは思えないような厳しい寒さでした。しかし、会場は熱気に盛り上がり、演ずる側も見る側も参加者全員が一つになって大いに盛り上がりました。 吉田雄人市長や小泉進次郎衆議院議員も激励に駆けつけていただき、ボランティア活動の益々の充実に期待を寄せていられました。
まだまだ支援を必要とする東北の被災地
津波により家具が一箇所に 平成23年4月釜石市 「繰り返し発生する大規模地震」
 平成23年3月11日は、日本にとって忘れられない一日となりました。大正12年9月1日の関東大震災。平成7年1月17日の阪神・淡路大震災。平成16年・平成19年の新潟県中越地震および中越沖地震に代表される大規模な地震災害が繰り返し発生しています。 「横須賀市社協の対応は…」
平成23年3月14日から義援金の募集を開始し、次は横須賀市からの要請を受けた救 援物資の受付でした。各地区の社協と民生委員さんのご協力をいただいて、寄せられた飲料水や粉ミルクなどの整理を行いました。10トントラック3台分を被災地に届けることができました。また、ボランティアセンターでは、追浜在住の市民から被災地の中学校入学式に着る学生服を集めて欲しいとの依頼を受け、ホームページ等で呼びかけを行った結果、135着もの学生服をいただきました。依頼者を経由して宮城県の学校に送ることができました。さらに、4月13日から20日までは釜石市災害ボランティアセンターでの支援活動に従事するため市社協職員1名を派遣しました。5月にも2名の職員を1週間釜石市へ派遣するなど、様々な支援活動を行いました。
陸前高田市での活動
「6回の市民ボランティアバスを運行しました」 市民からは、「ぜひ被災地に行って自分の力を役立てたい」といった強い要望が数多く寄せられました。横須賀市民の力を集結して被災地に届けることは大変意義があり、大切なことです。そして計6便の被災地支援市民ボランティアバスを運行することができました。7月から10月に岩手県山田町および陸前高田市でがれき撤去等の作業のため5回運行しました。第6便は釜石市で神奈川県内でも初めての試みとなる「サロン」を開催しました。手作りの布おもちゃを活用した子どもサロン、傾聴と調理のグループによる喫茶コーナー、市民からいただいた卵や衣類の差し上げコーナーなど、300人を超える来場者で大盛況でした。仮設住宅の方を中心とする集いの場は大変意義があったと感じています。ひと時ではありましたが、そこには被災地の方々とボランティアさんが絆で結ばれた光景が広がっていました。全6便で延240人を超える市民が被災地で支援活動を行い、横須賀のパワーを届けることができました。
「被災地の現状は…」 平成24年4月には、市社協職員2人が石巻市、南三陸町そして釜石市等の8市・町社協を訪問して聞き取りなどの現状調査を行いました。自治体によっては行政の庁舎がすっかり流されていたり、社協事務室が仮設のプレハブに移転していたりと大変な状況が確認できました。
平成24年 高田の松原一帯  高田の松原一帯は、がれきの集積場であり、立ち入り禁止になっていました。奇跡の一本松はがれきの向こうにひっそりとたたずんでいました。市・町によっては、国の緊急雇用対策により地元の方を有償で雇用し、ボランティアの力を借りずに住民の生活再建を優先している自治体もあります。がれきの撤去や草刈り作業の支援も終盤を迎えています。支援の内容も、心のケア、そしてコミュニティづくりの応援へと少しずつ変化しています。被災された方々にどのように寄り添っていけば良いのかを考える調査になりました。 市民から今年度の支援計画はどうなっているのかという質問を数多くいただいています。
被災地支援ボランティアバス 事前調査の内容を検討し、平成24年度は、陸前高田市、南三陸町、釜石市等で作業およびサロン実施のボランティアバスを予定しています。詳細が決まり次第、ボランティアセンターのホームページや新聞等で公表します。昨年に引き続き、横須賀市民のパワーを集結し被災地に届けたいと思います。横須賀市社協は、被災地支援のために種々の活動をこれからも継続して実施します。皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いします。

助け合いの風はさわやかに シニアボランティアのすすめ@
助け合いの風はさわやかに 緑萌え立つ季節。シニアも家にくすぶってはいられません。
書を捨てて街に出よう。そして、ボランティアでも始めませんか。
先輩に聞く「シニアボラのすすめ」です。

 年4回発行されている「よこすかボランティアニュース」の編集委員をやっています。企画と校正をする編集会議への出席と取材が主な仕事です。  60歳で定年を迎えてしばらくは無為徒食の生活をしていたけれど、だんだんと時間を持て余すようになり、何かしなくてはと思うようになってきました。  そんな時に編集委員募集というのを見て、現役中に字を書く仕事をしていたから何とかなるだろうと、参加をしたわけです。やってみると、時間の有効活用になるし、自分の好きなことをして多少なりとも人様のお役に立てるのが嬉しくて、7年ほど続けています。  自分の得意なこと、好きなこと、興味のあることをやればいいのでしょう。やってみ て負担に感じたらやめて、別のものを探せばいい。意気込まないでとりあえず気軽に始めてみることです。(Y.T)
我がまち・地区ボラ 13 『18チームで地域密着』  久里浜地区 ボランティアセンター
  京急久里浜駅から海側へ商店街を抜け徒歩7分、通りの左側にあるのが久里浜地区ボランティアセンター。
久里浜地区ボランティアセンター センターは平成18年にこの場所に移り、活動範囲は久里浜地区の久里浜、久里浜台、若宮台、岩戸、ハイランドの2万2千世帯の広域にまたがる。開所日は火・木の13時から16時、その他の時間帯は子育てサロンなどのボランティア活動の集会所として利用されている。久里浜地区ボランティアセンター スタッフのみなさんボランティアセンターの相談業務も、各チームから2名の相談員を出して交代で行っている。
このセンターの活動の特徴は、久里浜地区の29の町内会・自冶会を18の区域に分けて活動する地域ボランティアチーム。このチームに300強のボランティアが参加し、独立して各地域の問題に対応して活動している。 その活動内容は通院介助、ゴミだし、話し相手、子どもの見守り、家事手伝い、高齢者交流会、施設手伝いなどそれぞれの地域の身近なテーマに取り組んでいる。 地区社協の中嶋会長はボランティアチームの活動について、「地域に密着した安心・安全・見守り活動を展開し情報を収集し、支援を必要としている人達のお手伝いを進めて行きたい」と抱負を語っていた。

お知らせ ボランティア連絡協議会から
平成24年度横須賀市ボランティア連絡協議会総会

5月19日(土)ボランティア連絡協議会の総会が開催されました。
今年度は、新しい役員体制で発足いたします。佐藤会長をはじめ18名の体制で活動に取組んでまいります。
会員の皆様のより一層のご支援をお願い致します。
第2部として吉田市長からボランティアに対してのお話をいただきました。

第7回ボランティア学習会
7月7日(土)13時30分〜総合福祉会館
時局を捉えた「学び」の場として、皆さんとボランティア活動について語り合いたいと思います。
ポスター等にて内容を掲示致します。ご参加をお待ちいたしております。
ボランティアセンタ-からのお知らせ
  *申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで
ボランティア情報

募集団体◇メロディー
@内容・外出介助
 日時・6月24日(日)9時30分〜16時
 場所・しながわ水族館(予定)
A内容・外出介助※予定
 日時・7月22日(日)9時45分〜16時
 場所・野毛山動物園
B内容・映画鑑賞※予定
 日時・8月25日(日)9時45分〜16時
 場所・総合福祉会館 他
◆メロディーはダウン症児のグループです。

ボランティアセンターからのお知らせ


◎よこすかボランティアニュース 編集委員大募集
よこすかボランティアセンターではパソコンが得意な方、人と話すのが好きな方、広報に興味がある方などボランティアニュース編集委員を広く募集しています。
☆次号編集会議は6月12日(火)14時〜を予定しています。
まずは見学からはじめてみませんか。

ボランティアグループからのお知らせ ☆会員募集「三ツ葉クラブ」
毎月第2土曜日(9時〜12時頃)、横須賀椿園(太田和)で庭木の剪定、植裁管理、草花肥育などのボランティアを行っています。
植裁作業が未経験の人でもやさしく指導します。
庭木の剪定などを勉強したい方、ぜひお待ちしています。年会費1,200円
※入会希望の方は、よこすかボランティアセンターへ

『夏のボランテイア体験』

 夏休みに楽しみながらできるボランティア体験をしましょう!
ボランティアが初めての方も、親子で、お友達同士で、気軽にご参加ください。
今年から市民活動サポートセンターと共催します。詳細については、社協だより7月号をご覧ください。
日時・7月30日(月)〜8月8日(金)[土日を除く]
※時間は活動で異なります
場所・総合福祉会館
内容・
@指編みでネックウォーマーを編んで東北の被災地に送ろう。
A手話をしながらレッツダンス!
B車椅子をおしてみよう。乗ってみよう。
C応急手当。 などのプログラムを用意しています。
対象・市内在住・在学の小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)
申込は7月2日から受付けます。定員数を超えた場合は抽選となります。

第35回ふれあいキャンプ
ふれあいキャンプ(通称ふれキャン)は知的な障害のある子どもたちが保護者の元を離れ、ボランティアと一緒に一泊二日を過ごすことにより、自立心や社会性を養うことを目的としています。
☆当日ボランティア大募集
日時・8月11日(土)8時集合 8月12日(日)12時解散
場所・鴨居コミュニティセンターほか
☆事前説明会
子どもたちとの顔合わせ、交流など
日時・7月28日(土)11時〜16時
場所・総合福祉会館4階
☆募集対象
キャンプ当日と事前説明会に必ず参加できる高校生、専門学生、大学生ほか
  視覚障害者誘導ボランティア養成講座
(視覚障害者に対する接し方及びガイドについて座学及び実技講習を行います)
日時 6月17日(日)13時〜16時
場所 市立総合福祉会館 4階 第2活動室
持ち物 筆記用具・誘導の実技を行いますので軽装で
申込先 丸山 090-1452-7069
申込締切 6月10日(日)まで
お知らせ ボランティア登録数(5/31現在)
☆個人・・・・・・・・・・97
☆団体・・・・・・・・・・107

ボランティア・講座への参加の申し込み
ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします
電話 046-821-1303  FAX 046-824-8110
Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。

編集後記
編集後記 のシンボル画像  ▽雑草の如く逞しい社会人になってほしい、と励まされ社会に出てから50余年が過ぎた。若い頃の夢は庭付きの一軒家を持つことだった。頑張った甲斐あって夢は叶い子供たちも巣立って行った。ところが、足腰が弱くなった今は皮肉にも庭のその逞しい雑草に悩まされている。
▽病院やいろいろな施設を訪問することがあるが其処でよく見かけることは庭や花壇の手入れをしているボランティアである。つらい姿勢で黙々と作業をしている姿は大変だろうなと思う気持ちと同時に、何か自分でも出来る奉仕活動に参加したいという気持ちを湧き上がらせてくれる。(M・O)
     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
 

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