横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(161号) (平成24年02月号)

ボランティア「3つのあい」 であい・ふれあい・たすけあい
岩手県釜石市でサロン開設 温かいスープで心も体もホッとす〜る
 東日本大震災が発生したのがもう一年前になります。
時期的なものもあり、被災地のニーズもがれきの撤去などから人のつながりへの支援に移行しています。
11月に横須賀市社会福祉協議会、横須賀災害ボランティアネットワーク主催の被災地支援市民バス第6便ではサロンを開設し、話し相手の喫茶コーナー、布おもちゃで遊ぶ、おもちゃの病院を実施し、被災地の方々との交流を深めました。
 現地で活動してくれたボランティアの方だけではなく、物品寄付、作品製作、各準備などでたくさんの方々にご協力いただきました。心からお礼申し上げます。

 横須賀市社会福祉協議会、横須賀災害ボランティアネットワークでは来年度以降も継続して東日本大震災被災地支援を行う予定です。
今後の予定は決まり次第、よこすかボランティアセンターのホームページなどでお知らせいたします。
横須賀市国際交流協会・横須賀災害ボランティアネットワーク主催
災害時に備えて〜寒さを(さむさ)体感〜
手話体験コーナー  地震災害が起きると多くの人達が「震災時避難所」へ避難する。17年前のあの阪神・淡路大震災。昨年突然東日本地域を襲った未曾有の地震・津波の大災害。 横須賀市が予期せぬ災害に備えて「震災時避難所」に指定してるのは学校の体育館。この体育館を使って毎年行われてる「避難所宿泊体験」が今年も1月14日から15日にかけて平作小学校で開催された。  高齢者・障害者・大人・子どもなどが1つの場所に避難し宿泊体験をするコースである。また、横須賀市は、地域上外国人が多く住んでいる。災害時に外国人が直面する課題を知り外国人と地域の人々が支えあう防災活動を学ぶ場ともなっている。寒冷期の体育館で食事や寝床を共にして避難所体験をするもので今年で14回目。一般70名、外国人18名、ボランテイアや国際交流会の人々も含め総勢150名が参加した。  宿泊体験者は17時の集合、それぞれ就寝場所を確保したあと、 阪神・淡路大震災の教訓である‘6432名の命の声を忘れたらあかんday’の横断幕の下で東日本大震災で亡くなわれた方々への黙祷で体験会は始まった。
夕食風景
 プログラムは非常食のカレーを食べることから始まり、合わせて豚汁で体を温めた。そのあと、グループに分かれてのコミュニケーションゲーム。じゃんけん列車でウェーブの大合唱、外国人を交えた避難所伝言ジェスチャーゲームでは皆さん大苦戦と会場には和やかな気分が広がった。 次の体験コーナーではロープワーク、救急法、手話体験コーナーなどでそれぞれのボランティアグループから指導を受け、22時には各自確保した場所で、持参の寝具に入り就寝、板張りでの寒さを実感した。翌15日は6時に起床、ラジオ体操、おにぎりで朝食のあと後片付けをして7時に解散、一泊二日の体験会を終えた。
今回参加した人々にお話を聞いた。 聴覚障害をおもちの田村君代さん「サークルからの誘いで宿泊体験にはじめて参加した。災害のときに一番不安なのは情報の収集です。放送だけでは私たちには何も伝わらない。何が起こっているのか周りの様子を見て判断するしかない。 ここでも同じで、皆さん優しく和やかで良かったが情報がつかめず通訳もいなくおろおろする事があった。放送だけではなく見て分かるように、例えば就寝場所、食事場所、救護所などとボードに書いて張り出してもらえば私たちももっと安心して生活できます」
寝袋に入り宿泊体験 外国人で参加したホセ・サバンさん(米国) 「ベースに勤務しているがボランティアを希望してこのプログラムを知り参加した。避難所ではいろいろな人達が助け合い楽しく過ごそうと努力してる姿を見て感心した。国ではこの様な災害訓練に参加したことが無く、今回が初めてであったが大変有意義であった」 カブスカウトを引率して参加した田中勇さん 「避難所宿泊体験ははじめてです。寒いときの宿泊を体験するのが一番分かり易いと思い子供たちを参加させた。親にも協力してもらっているし、子供たちも進んで参加してきた。 今回は装備も準備しての擬似体験だが、実際の災害ともなれば装備も整って無くこの体験の比ではなくもっと厳しいと思う。けれどこの体験を通じてそのときいろいろな工夫が考えられれば良いと思う。体験したとしないとでは大きな差がある」 一人で自主参加の岩崎祐二さん 「自分の家が災害にあったときの訓練として、また仕事上から、この様な避難所体験をすれば中・高校生が被災した時に守られるだけではなく逆に支援する立場になれるようにならないかの思いで参加した。 ここでは避難所の運営もしっかりとつかみ易いし、実際に寝袋で床に寝てみて床の固さやいろいろなことが分かる。この催しはとても貴重だと思う。是非誰でも一回は体験したほうがいざという時に絶対役に立つと思う」

我がまち・地区ボラ 12 『若い人と男性の力を』
浦賀地区 ボランティアセンター
  京急浦賀駅を背にして、左手の道、観音崎方面に歩いて2分程のところに浦賀ボランティアセンターはある。
平成7年に開設され、所長の黒河さん以下5名の相談員と、登録ボランティアは182名の個人、22団体から構成されている。
浦賀行政センター管内地域に対応している。浦賀地区ボランティアセンター スタッフのみなさん 
主な活動としては近辺の5つの施設に出向き、趣味・娯楽のお相手や洗濯物畳み、夏祭りやバザーの際のお手伝いなど。特別養護老人ホームでは絵手紙指導や演芸の派遣も行っている。 また、個人の高齢者には話し相手や通院介助・ゴミ出しなど行う。 こちらの特徴としては月一回の定例会があり、防災に関する講習会などを開催して、活動が円滑に運営されるようコミュニケーションの場を設けている。 現状として登録ボランティアの高齢化や減少がある、ぜひ若い人や男性の積極的に参加をお願いしたいとの話だ。
開所は月曜、水曜の10時から15時まで。

お知らせ ボランティア連絡協議会から
 東日本大震災が発生してから間もなく一年になろうとしています。
平成23年度『障害者キャンペーン』は昨年の横須賀市立総合福祉会館ホールでのプレイベント、ダイエーでの展示・作業所製品即売・センターステージ発表と無事に終えることができました。 横須賀市ボランティア連絡協議会の平成23年度の事業も第7回『ボランティアフェスタ・よこすか』を残すだけとなりました。
 昨年の第6回『ボランティアフェスタ・よこすか』は大震災が起きたため中止となりましたが震災の揺れが襲ったのはその準備をしている時でした。
ボランティアの集いとして始まったボランティアフェスタは日頃ボランティア活動をしている仲間たちが活動を発表しお互いを理解しようと始まりました。仲間だけではなく広くお客様を呼んで活動を披露する機会として位置づけられました。

第7回ボランティアフェスタ・よこすか



日 時:平成24年3月10日(土) 10時30分〜15時30分
場 所:横須賀市立総合福祉会館 4階(点字図書館)・5階
内 容:≪ステージ発表≫活動発表グループ 17グループ
    ≪ミニコーナー≫ 手芸・紙芝居・マジック等
    ≪展示活動発表≫
    ≪作業所手作り品即売≫ 地域作業所作品販売
    ≪飲食コーナー≫カレー・タコス・トン汁

平成24年度横須賀市ボランティア連絡協議会総会


日 時:平成24年5月19日(土) 13時30分〜15時30分
場 所:横須賀市立総合福祉会館 5階視聴覚研修室
内 容:平成23年度事業報告について
    平成24年度事業計画案・予算案の審議について
  ボランティアセンタ-からのお知らせ
  *申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで
寄付をありがとう

今年も複数の企業からカレンダー、手帳の寄付がありました。 企業から頂いたカレンダー、風景、絵画いっぱいありました
毎年楽しみにしている方も多く、みなさん喜んでお持ち帰りいただきました。 本当にありがとうございました。
*ご寄付いただいた企業*
(株)東芝 社会貢献室 (株)NTTドコモ移動機開発部、ウスイホーム(株) (敬称略、順不同)

ボランティア情報

募集団体◇メロディー
内 容・外出介助
日 時・4月22日(日)9時30分〜16時
場 所・しながわ水族館(予定)
◆メロディーはダウン症児のグループです。

ボランティアセンターからのお知らせ


◆◇ポケットサロンのお知らせ
平成24年度もポケットサロンを引き続き開催します。
◇日にち◇
4月13日、5月11日、6月8日、7月13日、9月14日、10月12日、11月9日、12月14日、2月8日、3月8日
◇時間◇10時〜12時30分
◇場所◇総合福祉会館5階教養活動室ほか ※当日、1階でご確認ください。

◆◇おもちゃの病院開院日のお知らせ
平成24年度もおもちゃの病院を引き続き開院します。
◇日時◇
4月7日、5月12日、7月7日、8月4日、9月1日、10月6日、11月3日、12月1日、1月12日、2月2日、 3月2日 いずれも10時〜12時
◇場所◇総合福祉会館4階 第1活動室
●6月は6月3日のふれあいフェスティバル(総合福祉会館6階体育室13時〜15時)で開院します。
※電池で動くおもちゃを持参する場合は、新しい電池をお持ちください。
修理代は無料ですが、部品交換の場合は実費負担をお願いします。

◆◇貸出棚前期受付開始
貸出棚の前期申込みを受け付けます。
前期貸出期間は4月1日〜9月30日まで、受付期間は3月1日(木)〜9日(金)までとなります。
※応募要項は窓口で配布します。予定数を超えた場合は抽選になります。

◆◇ボランティア登録更新手続き終了
1月31日(火)をもちましてボランティア登録更新手続きを終了いたしました。
  ご協力ありがとうございました。
※更新手続きされなかったグループ、個人の方は登録取り消しとさせていただきました。
登録する場合はあらためて手続きが必要となります。

重要なお知らせ

 平成24年2月から、よこすかボランティアセンターの開所日が変更になりました。
変更前 開所日は月〜土曜日
変更後 開所日は月〜金曜日
※土曜日は事務所が閉まり、電話も通じませんのでご注意ください。
なお、活動室は今までと同様にご利用できます。
ご協力お願いします。

『やさしさ広がれ』ふれあいフェスティバルボランティア大募集


『やさしさ広がれ』ふれあいフェスティバルボランティア大募集 ◆内 容・会場案内、エレベーター内外の誘導など
◆日 時・6月3日(日)9時〜16時
◆場 所・総合福祉会館
『ふれあいフェスティバル』は平成5年6月4日の「福祉都市宣言」により、市民の一人ひとりが連帯感のあるあたたかい福祉のまちを作ることを目指して行っているイベントです。 ※申込みは5月7日(月)まで
FUPPYのひとりごと 「頑張るぞう〜り」  最終回 バロン花見の華麗なる作品
「頑張るぞう〜り」
 昨年は大災害が起こり、いろいろな意味で考えさせられる年でした。今年は気持ちを新たに頑張っていこうと今回は「頑張る」を親父ギャグにしたストラップをご紹介します。 リサイクル作品の代表格といえば布草履。作り方は布草履と同様でサイズを小さくする分、驚くほど短時間で簡単にできます。とてもかわいいですよ! 華麗なる作品コーナーは今号で最終回になります。 アイデアひとつでいろいろな物をリサイクル!みなさんも「捨てる前にリサイクル」を合言葉に華麗なる作品を作ってみてください。
人事消息 ありがとうございました 平成21年11月から、キャリアライズより派遣され勤務いただいた花見昌道さんが、1月31日をもって、退職されました。 忘れないよ〜! 花見さんにはボランティアセンターの念願であった横須賀市社協マスコット『フッピー』の着ぐるみ製作、ボランティアニュースで好評だったエコな作品紹介などさまざまなアイデアでボランティアセンターを彩ってくれました。 多彩な才能を持っている花見さん。 今後は時間を有効に使い、趣味にボランティアにと楽しんでいきたいということでした。 2年3ヶ月という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。
お知らせ ボランティア登録数(1/31現在)
☆個人・・・・・・・・・・130
☆団体・・・・・・・・・・122

ボランティア・講座への参加の申し込み
ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします
電話 046-821-1303  FAX 046-824-8110
Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。

編集後記
編集後記 のシンボル画像  ▽日本を大きく揺るがした東日本大震災。 早いもので1年。復興が徐々に進んでいる。 落ち着きを取り戻しつつあるなかで、今後は心のケアが重要課題になっていくと思われる。 ボランティア元年といわれた阪神淡路大震災から17年が過ぎ、あまり取沙汰されなくなったが、 今でも心的外傷後ストレス障害などで苦しんでいる人たちが多くいる。 それを考えると今後の心のケアがどれだけ重要かがわかる。 子どもたちが大人になり、自らの経験を自分の子どもに語れる強さを持ってもらうために、 私たちにできること…。 一人ひとりが考え、力を注いでいくことが私たち大人の役割ではないだろうか。
▽子どもたちのためにと長年保育ボランティアとして活動していた方が新しい年とともに空へと駆け昇っていった。とても優しい笑顔と話し方で多くの子どもたちを安心させてきた。きっと今頃はいつもの笑顔で見守ってくれているだろう。変わらぬ感謝と尊敬を込めて。(H) )
     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
 

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