横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(158号) (平成23年6月号)

ボランティア「3つのあい」 であい・ふれあい・たすけあい
変らぬ大地の恵に願いを込めて…
上写真:横須賀市の桜、下写真:釜石市の写真
みなさんもご存知のとおり、3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生しました。
震災から約三ヶ月、春を感じられないまま初夏に入ろうとしています。
新しい命や花々は災害をものともせず生まれます。
災害を忘れないよう心に留めておくことも私たちのできるひとつの支援かもしれません。
今出来ることを見直して復興の手助けになるよう心がけていきましょう。
がんばろう!日本。

〜被災地を訪問して〜 東日本大震災 3.11
横須賀市社会福祉協議会の職員有志が、4月1日から3日にかけて岩手県釜石市を訪れた。現地の様子や実際に行った支援活動について話しを聞いた。 東北自動車道の全面通行止めが解除され、緊急車両以外の一般車両の通行が可能となった時期でもあった。 津波で陸に打ち上げられた船の写真ガソリンがなくなるという風評から東北自動車道のあらゆるガソリンスタンドにも車が並んでいた。
地震の爪痕が被災地へ近づくほど、大きくなっていた。道路はひび割れしているところが見られ、橋のつなぎ目が浮き上がって段になっていた。浮き上がりがひどい所では、走行中の車への衝動が激しく大きくバウンドした。さらに、自衛隊の災害派遣車両が被災地に近くなるほど、多く見られた。橋げたがゆるんだ鉄橋東北道を花巻インターチェンジで下りて、釜石へ向かった。花巻では、ガソリンスタンドで給油もでき、市内のファミリーレストランも営業していた。 花巻を過ぎ、釜石に入ると目に入った光景に愕然とさせられた。津波が押し寄せた場所と免れた場所の格差があまりにもあった。津波が押し寄せた市街地は壊滅状態、被害を免れた場所ではコンビニを営業していた。同じ岩手県内でも場所によって被害の状況が違うことを目の当たりにした。
津波被害の様子  釜石へ到着後、災害ボランティアセンターに行った。災害ボランティアセンターは、釜石市社協の職員のほかに、神奈川県内の社協、岩手県立大学の学生で運営していた。 一般のボランティアと一緒に支援物資の仕分け作業をすることになった。災害ボランティアセンターから離れた場所に支援物資が集積されていたため、車で移動せざるを得なかった。
避難所に届けられた救援物資と職員
そのときに災害ボランティアセンターの職員に、車にナビはついているか聞かれた。道路が分かりにくくなっており、人の手をわずらわせないためであった。また、停電のために信号は機能しておらず、釜石市内の信号操作は兵庫県警が担当していた。  集積場所に行き、作業をしたのだが、個人からの支援物資が混在しているために仕分けが難しかった。また、支援物資はヤマト運輸の全面協力で運んでいた。 今回の震災で世界中から支援の手が差しのべられている。二ヶ月が経ち、瓦礫の街にも復興の兆しがみえてきた。
我がまち・地区ボラ 9 『子育てサロンが充実』
逸見地区 ボランティアセンター
逸見地区ボランティアセンター  京急逸見駅を下車して16号線に出る道を歩き始めると、直ぐ右手に「逸見地区ボランティアセンター」が見える。 横須賀市の地区ボランティアセンター17ヶ所のうち、最後にできたセンターとして 平成12年に開設された。 逸見行政センター管内の11町内会・自治会を担当しているボランティアセンターである。 所長の鈴木一良さんをはじめ10名の運営委員と、相談業務を行う39名のコーディネーターから構成されている。 一人暮らしの高齢者の買い物の付き添い、ゴミ出し、話し相手、薬の受け取りなどを行う。 また、出張ボランティアとして近くの老人ホーム「塚山ホーム」や「恵徳苑」に洗濯物たたみのお手伝いに行く。 スタッフの皆さん このセンターでは未就園児の親子が集い、交流したり情報交換する子育てサロン「ひよこ」が 毎週水曜日の午前10時から行われている。 また七夕やクリスマスなど季節のイベントを行う「親子広場」は年4回程、開催しているという。 未就園児の子育て仲間に参加したい人は当センターに問い合わせてほしいとのこと。
電話受付は火曜日、金曜日の10時〜15時にTEL(823)3747
お知らせ ボランティア連絡協議会から
総会は無事おわり、今年度がはじまりました
平成22年度定期総会の様子 総会が4月23日に行われ平成23年度の活動が始動!! ともしび運動が横須賀ではじまって、「今年で30年」一人ひとりの一灯が大きな明かりとなって、もっともっと住みやすい福祉社会ができるための活動を進めたいと思っています。

【平成23年度の主な活動】
1.ボランティア学習会
 平成23年9月10日(土) 総合福祉会館 5階ホール


昨年度の障害者週間キャンペーンの写真 2.障害者週間キャンペーンYOKOSUKA
  平成23年11月 5日(土)体験発表・講演会等 総合福祉会館5階ホール
  平成23年12月 3日(土) 〜 4日(日) ショッパーズプラザ 横須賀
  平成23年12月 5日(月) 〜 9日(金) 横須賀市役所 本庁

3.第7回ボランティアフェスタ
  平成24年3月10日(土) 総合福祉会館5階 全フロアー (予定)

皆さんのご参加をお待ちいたしております。
  ボランティアセンタ-からのお知らせ
  *申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで
ボランティア情報

募集団体◇メロディー
@内容・外出介助
 日時・6月26日(日)9時45分〜16時
 場所・金沢自然動物公園

A内容・外出介助※予定
 日時・7月24日(日)9時45分〜16時
 場所・ソレイユの丘

B内容・映画鑑賞※予定
 日時・8月28日(日)9時45分〜16時
 場所・上大岡
◆メロディーはダウン症児のグループです。

ボランティアセンターからのお知らせ


◎よこすかボランティアニュース編集委員大募集〜
よこすかボランティアセンターではパソコンが得意な方、人と話すのが好きな方、広報に興味がある方などボランティアニュース編集委員を広く募集しています。

☆次号編集会議は6月14日(火)14時〜を予定しています。
まずは見学からはじめてみませんか。

第34回ふれあいキャンプ

☆当日ボランティア大募集
日時・7月30日(土)8時集合〜7月31日(日)12時解散
場所・鴨居コミュニティセンターほか

☆事前説明会
子どもたちとの顔合わせ、交流など
日時・7月16日(土)11時〜16時
場所・総合福祉会館4階
☆募集対象
キャンプ当日と事前説明会に必ず参加できる高校生、専門学生、大学生ほか
ふれあいキャンプ(通称ふれキャン)は知的な障害のある子どもたちが保護者の元を離れ、ボランティアと一緒に一泊二日を過ごすことにより、自立心や社会性を養うことを目的としています。

夏のボランティア体験 今すぐできるちょっとしたボランティア

今すぐできるちょっとしたことでエコ=ボランティアにつながることを体験してもらいます。
日時・7月26日(火)〜8月12日(金)のうち一日
※時間は活動で異なります
場所・総合福祉会館4階ほか
内容・古新聞を再利用、身近なもので応急処置など
対象・小学生以上の方(3年生以下は護者同伴)
詳細は6月末によこすかボランティアセンターへ

第1回日本文化体験教室

日 時○6月11日(土)13時〜17時 
  場 所○総合福祉会館6階 本町コミュニティセンター
内 容○着物、日本舞踊、大正琴/三味線、茶道、生け花、折り紙、書道、琴
 ※内容によって時間が異なります
参加費○無料  ※着物、生け花は有料(500円)
対 象○横須賀市、近隣に在住・在勤・在学の日本人、外国人
自国、他国の文化を知り、相互理解や国際交流につながることを目的としたイベントです。
詳細は・・・NPO法人横須賀国際交流協会TEL046-827-2166へ
FUPPYのひとりごと

第6弾 バロン花見の華麗なる作品 「工夫ひとつで素敵な一輪挿し」

「工夫ひとつで素敵な一輪挿し」
ゴミとして捨てにくいものの代表のひとつとして各種ビンがあげられると思います。 みなさんも一輪挿しとして再利用したことがあるのではないでしょうか。 今回は少しの工夫で素敵な一輪挿しにしてみました。 みなさんもお試しください。
お知らせ ボランティア登録数(4/30現在)
☆個人・・・・・・・・・・134
☆団体・・・・・・・・・・120

 2〜4月までの報告
 ○V活動希望相談数・・・・165
 ○V依頼相談数・・・・・・・・ 47
 ○その他の相談数・・・・・・ 62
 ○寄付件数・・・・・・・・・・・・ 38

ボランティア・講座への参加の申し込み
ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします
電話 046-821-1303  FAX 046-824-8110
Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。

編集後記
編集後記 のシンボル画像   東日本大震災から2か月が過ぎた。この地震は、国内観測史上最大であるマグニチュード9を観測した。地震による被害というよりは、津波による被害の方が大きかったようである。
そのため、震源地から近くにあった宮城、岩手、福島の太平洋側は、ほぼ壊滅状態となった。また、茨城県や千葉県の一部も津波により被災している。しかし、内陸側は、さほどでもないとのことだ。このことから、津波がいかに強大な威力をもっているかが窺える。
予想外の津波により福島原発事故も起こった。それに伴い、原発周辺の住民は自宅を離れ、安全な地域へ動かざるをえない状況だ。様々なところで被害を受け、支援が必要となっている。こういう事態にはやはり、機械ではなく人の力が必要といえる。
 横須賀市からも多くの方々が、ボランティア活動で、被災地へ行っている。被災地へ行けない人でも、義援金という形で協力している。皆それぞれの思いは異なるが、被災地に少しでも貢献したいという気持ちは同じである。完全復興までには、相当の歳月がかかるであろうが、ひとりひとりが高い意識を持ち、力を合わせていくことが大切だ。(S・H)
     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
 

ニュース一覧に戻る
ボ ランティアセンター表紙に戻る