横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンターロゴ

ボランティアニュース(133号) (平成18年6月号)



来場者約6,200人 今年もお疲れ様でした!

やさしさ広がったふれあいフェスティバル

6月4日(日)市立総合福祉会館

要約筆記ってなに?
要約筆記 手話の分からない聴覚障害者に、文字で情報を伝えるのが「要約筆記」。伝えたい話の中身を 要約して文章にし、それを耳の不自由な人に読んでもらうことでコミュニケーションを成立させる。 いわば文字による通訳だ。
横須賀要約筆記勉強会「海」は横須賀で唯一の要約筆記者のグループ。会場には講演会などの 要約筆記に使われるプロジェクターが持ち込まれ、訪れた人が実体験をした。その一人、 若いお母さんは「要約筆記がどんなものか知りたくてきてみた。子供から手が離れたらやって みたい」と話していた。

レッツダンス!
車イスで社交ダンス 「車いす社交ダンスパーティー」と銘打った会場では、「上を向いて歩こう」などの曲に合わせて、 訪れた車いすの人たちがダンスを楽しんだ。
車いすレクダンス普及会横須賀支部「矢車草」は会員が50人。普段は老人ホームや障害者の施設など イベントなどに出向いて、ダンスを楽しんでもらっているという。
ドレス姿の女性会員をパートナーに一曲踊った50歳台の男性は、「車いすは移動のためだけ道具だと 思い込んでいたが、楽しみのためにも使えることを知ってよかった」といっていた。
ちょっと怖かったけど
誘導の体験 視覚障害者の外出などの手助けをする「横須賀ハンドアイズ」のコーナーでは、ガールスカウトの 女の子たちが誘導の体験をしていた。アイマスクをして会員の人に誘導されて戻ってきた小学3年生は 「ちょっと怖かったけど、目の不自由な人にお手伝いが必要なことが分かった」とやや緊張気味に 話していた。
「ハンドアイズ」は結成から6年で会員は約10人。視覚障害者からの依頼に基づいて通院、散歩、 買い物などの手伝いのほか学校に出向いての誘導体験もしている。加山修二郎代表は 「何を求めているわけでもないが、『誘導してもらってよかった』と言われるのがうれしいと 話している。
蒲谷市長も一服
お茶席 グループ「なつめ」が設けたお茶席では、和服姿のメンバーがお茶とお菓子でお客さんを もてなした。
「なつめ」は会員11人のグループ。日頃は老人ホームを訪れてお茶とお菓子を振る舞い、 互いに会話を楽しむなど「一期一会」の精神で活動をしている。
フェスティバル会場を訪れた蒲谷横須賀市長も、このお茶席に立ち寄り「このイベントには 初めてきたが、若い人もお年寄りも和気あいあいでとてもよい雰囲気だ。元気な横須賀を 象徴している」と話していた。
約60人のボランティアたちが、会場案内など9つの係に 分かれてイベントを支え、約50グループ・団体等が出店してふれあいフェスティバルを 盛り上げてくれました。

青葉茂って 夏はきぬ
いい汗かいて いい笑顔

よこすかボラセン・登録ボランティアグループ活動いろいろ・・・ ひなたぼっこ
子供に車イスの操作法を教えています 障害者が集まる機会を少しでも多く作ろうと、運動会、バーベキュー大会、旅行、クリスマス会 など様々なイベントを企画し実施することを主な活動としているグループ。
会の歴史は古く創立から既に28年目を迎え、着実に足跡を残してきた。
今は市の催しになっている障害者運動会も、元はこのグループが始めたものだ。今年力を入れて いるのは福祉ガイドマップづくり。車いすでも行ける施設や店などを入れた地図の 改訂版を作ろうとしている。会員は13人。月1〜2回のイベントを催し、年間40日ほど活動する という。主な資金源は会員によるバザーでの売り上げなど。
斉藤守弘会長によると、目下の悩みは会員の高齢化。次代を担う新しい力を求めている。 連絡先は046-840-1121斉藤。
募集  ボランティアニュース編集委員募集
『よこすかボランティアニュース』は、年6回(偶数月)さまざまなところで活躍している個人や グループの活動の紹介や講座の案内、ボランティア情報などを掲載しています。
文章を書くのが好きな方、パソコンが得意な方、人と話すのが好きな方、フットワークの軽い方、 ボランティア活動に興味のある方・・・ どなたでもお気軽にご参加ください。編集会議の見学も 可能です。
編集委員は、取材や編集会議のため月2回程度活動があります。
*『よこすかボランティアニュース』は、行政センターや役所屋、地域自治活動センターなどでも お取りいただけます。
お知らせ  「16ミリ映写機操作技術おさらい会」
ボランティアグループ「16ミリ試写室」では、16ミリ映写機操作技術認定証の取得者を対象に、 視聴覚教育活動への理解促進、16ミリ映写機操作技術の習熟を目的に研修会を開催します。 定員は20人。
日時:8月26日(土)午前9時40分〜12時30分
場所:市立中央図書館3階第2会議室
内容:
(1)「楽しい映画会」を開くには
(2)操作実習(フィルムのかけ方、ランプ交換、特殊レンズの使い方など)
※認定証取得講習のテキストを持参してください。
※参加費無料。8月19日(土)までに電話かFAXでお申し込みください。
申し込み、問い合せは、046-849-1942松澤まで
募集  ふれあいキャンプボランティア募集!
ふれあいキャンプは、ふれあいキャンプ実行委員会が企画・運営するもので、小学校3年生から18歳 (高校3年生)までの主に知的な障害のある人たちが、保護者を離れてボランティアと 共に一泊することで、自立心を養い、また保護者のリフレッシュを図り、参加者40人(予定) とボランティアがふれあいをつくる場です。
対象:15歳(高校1年生)以上で活発に動くことができる人約80人
日にち:8月12日(土)〜13日(日)※1泊2日、スケジュールは別途通知
場所:鴨居地域自治活動センター参加費:400円
※ご応募の際は、@氏名(フリガナ) A性別 B年齢 C住所 D電話番号 E参加回数  をお知らせください。
お知らせ  おもちゃの病院開院日
修理のイラスト 7月1日・8月5日・9月2日・10月7日・11月4日・12月2日・平成19年1月13日・2月3日・3月3日
【毎月第1土曜日(1月は第2土曜日)開院】
時間:午前10時〜正午
場所:よこすかボランティアセンター第1活動室
*電池で動くおもちゃをお持ちの際は、新しい電池をお持ちください。
*修理代は無料です。部品交換の場合は実費負担をお願いします。
お知らせ  ボランティア連絡協議会総会 終了
新役員 横須賀市ボランティア連絡協議会が、5月20日(土)市立総合福祉会館で平成18年度総会を 開催しました。 当日は96人の会員が出席し、前年度報告や新年度計画、会計等の議事、さる2月25日(土)に開かれた 同会設立25周年記念「ボランティアのつどい」記録ビデオの鑑賞が行われました。また、 今年度は任期満了による役員改選も行われ、大橋久江会長、千葉茂副会長の留任と石川和子 新副会長の選任が決まりました。
総会を終えて、大橋会長は「『開かれた会』 『自分たちで動かす会』『会員同士のふれあいと 結びつきを深める』を目標に、どこででも、笑顔で、気楽に声をかけ、肩をたたき合えるような 会員相互の結びつきや他分野の団体との交流をさらに深めていきたい」と語ってくれました。
写真は左から千葉副会長、大橋会長、石川副会長
募集  夏のボランティア体験 参加者募集中!
高齢者施設、障害者施設、地域作業所、保育施設でボランティア活動を体験してみませんか? 参加者ご本人による申し込みのみ受け付けています。
対  象:中学、高校生、大学生、専門学校生 ※中学生は保護者の承諾が必要
活動期間:7月21日(金)〜9月30日(土)の連続した3日間から5日間
事前学習:7月1日(土)・7月21日(金)・8月5日(土)のいずれか1回に参加
      (7/1・8/5は午後2時〜3時30分、7/21は午後3時30分〜5時)
事後学習:8月19日(土)・8月26日(土)・9月9日(土) のいずれか1回に参加
      (8/19は午後3時30分〜5時、8/26・9/9は午後2時〜3時30分)
※事前学習・事後学習の会場は、いずれもよこすかボランティアセンター第2活動室
 申込み:6月1日(木)〜7月31日(月)※先着200人(定員になり次第締切り)
※申込み後に検便を受けてください(自己負担500円)
お知らせ  ボランティア講座入門編 開催中!
「"ボランティア"って言うけれど、どんな事をするのかな?」
「やってみたいけれど、どこへ行けばいいのかしら?」という方へ
ボランティアセンターでは、毎月第3土曜日にボランティア講座入門編を開催 しています。申し込みは不要です。お気軽にお越し下さい。
☆今後の開催予定日 7月15日・8月19日・9月16日・10月21日・11月18日・12月16日・ 平成9年1月20日・2月17日・3月17日 時 間:午後2時〜3時
場 所:よこすかボランティアセンター第1活動室
内 容:ボランティア活動の基本について、活動見学、活動紹介など
はないちもんめ
はないちもんめ のシンボル画像 友人宅を出て路地にさしかかると、若い体格のいい男性が 大きな荷物を両手にさげ、赤ちゃんを抱っこして急ぎ足で通り過ぎた。大きな紙袋がゆさゆさと 揺れるたびに、赤ちゃんは上下に揺れた。そんな後ろ姿に「持ってやりたい」と思いながら ためらった。それは、先日バス停で大きな包みを持った高齢の女性に、乗車の際 「お持ちしましょうか」と声をかけたところ、無言で振り切られたからだ。
それでも見過ごせず、男性に近づいた。振り向いた男性は快い笑顔で荷物を差し出してくれた。 八ヶ月の赤ちゃんは男性の肩にしっかりつかまり、にこにこしていた。男性はベビー毛布や 衣類の入った大きな荷物を、実家にでも預けて勤めに出るのだろうか。
勝手な想像をしながら、数分の道のりではあったが、赤ちゃんの笑顔に健やかに育ってほしいと 願わずにはいられなかった。別れ際、男性のはにかんだ会釈が何時までも心に残った。

編集後記
○…センターに登録しているボランティアグループは 160余あると聞いた。 この数が多いのか少ないのかを判断する材料は持ち合わせていないが、「へーそんなにあるの」 というのが最初の感想だった。活動内容も多彩で、特技のある人もない人も、体力のある人も ない人も時間が十分ある人もない人も、人付き合いが得意な人もそうでない人も、これなら 自分にもできそうだというのが一つや二つはあるはずだ。
○…これらグループの活動については、折に触れて取り上げてきたが、今号から連載で紹介して いくことにした。一人でも多くの人が一歩を踏み出すきっかけになればと思います。また、 「わがグループを取り上げて」という売り込みも歓迎します。(Y・T)


ボランティア・講座参加の申し込み
電話 046-821-1303
FAX 046-824-8110
Eメール(ボランティア応募用)shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
(講座応募用)koza@yokosuka-shakyo.or.jp

(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail:shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp

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